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東芝、デジタル放送対応のRDシリーズ、フルHDパネル搭載の液晶TV“face”など、デジタル家電9製品を一挙に発表!


2005年9月28日

RDシリーズはデジタル放送録画対応機が中心機種に

フルHD解像度の液晶パネルを採用した“beautiful face”Z1000シリーズ。写真は47インチワイドの『47Z1000』
フルHD解像度の液晶パネルを採用した“beautiful face”Z1000シリーズ。写真は47インチワイドの『47Z1000』
ついにデジタル放送録画機能も搭載したRDシリーズのフラッグシップモデル『RD-X6』
ついにデジタル放送録画機能も搭載したRDシリーズのフラッグシップモデル『RD-X6』

(株)東芝は28日、デジタル放送録画に対応したRDシリーズなどHDD&DVDレコーダー5機種と、フルHD解像度を表示可能な液晶TV“face”シリーズなど4機種など、計9製品を一挙に発表した。

HDD&DVDレコーダー RDシリーズ

『RD-XD91』
『RD-XD91』
『RD-XD71』
『RD-XD71』

2005年後半のRDシリーズの特徴を一言で言えば、“中心機種は全機種デジタル放送対応”であろう。『RD-X6』『RD-XD91』『RD-XD71』の3機種がデジタル放送のハイビジョン品質での録画を可能としている。価格は全機種オープンプライス。下記の一覧では予想実売価格を表記している。

RD-X6
19万円前後/12月上旬
HDD 600GB/DVD-R DL対応DVDマルチドライブ搭載/地上/BS/110度CSデジタル放送チューナー搭載/ダブル地上アナログTVチューナー&ダブルエンコーダー搭載/デジタルWEPG対応
RD-XD91
17万円前後/11月上旬
HDD 400GB/DVD-R DL対応DVDマルチドライブ搭載/地上/BS/110度CSデジタル放送チューナー搭載/デジタルWEPG対応
RD-XD71
13万円前後/11月上旬
HDD 200GB/DVD-R DL対応DVDマルチドライブ搭載/地上/BS/110度CSデジタル放送チューナー搭載/デジタルWEPG対応
RD-XS38
8万5000円前後/12月上旬
HDD 200GB/DVD-R DL対応DVDマルチドライブ搭載/ダブル地上アナログTVチューナー&ダブルエンコーダー搭載/WEPG対応
D-VR3
4万5000円前後/12月上旬
DVDマルチドライブ搭載/VHSビデオデッキ内蔵/HDDなし/EPG機能なし

デジタル放送録画に対応した3機種は、いずれも新たに開発されたデジタル放送対応チップセット“RDエンジンHD”を搭載している。RDシリーズで最初にデジタル放送録画に対応した『RD-Z1』では、従来のRDシリーズのチップセットとは別に、デジタル放送用チップセットを搭載。地上デジタルチューナーとBS/110度CSデジタルチューナーがこれに接続され、RDエンジンとつながるという形態を取っていた。新チップセットではこれらを統合し、デジタルチューナー2系統とアナログチューナー(ビデオデコーダー経由)がRDエンジンHDに接続されるという形態に変更された。出力回路へのインターフェースや、USBやi.LINK、LAN端子などのI/O系、HDDやDVDドライブもこの統合チップセットに接続される。

デジタル放送に対応するRDシリーズの“RDエンジンHD”の構成図
デジタル放送に対応するRDシリーズの“RDエンジンHD”の構成図

画質にこだわるRDシリーズらしく、新エンジンでもアナログ放送を美しく録ることにこだわりを見せており、従来より高速な10bitビデオデコーダーや、3次元デジタルノイズリダクション&3次元Y/C分離回路などを備えて、高画質でのアナログ放送録画を可能としている。また再生側もD4対応のアップスケーラー(SDのアナログ放送をアップスケールして出力)や、HD映像をDVDのSD品質にダウンコンバートする際に、高精細でのコンバートを実現するダウンコンバート処理回路を備えている。

ワイド画面が標準のデジタル放送に合わせて、ユーザーインターフェースのデザインも16:9のワイド画面ベースに変更された。それにより電子番組表“番組ナビ”や録画番組一覧“見るナビ”なども、ワイド画面に合わせたデザインとなり、見やすく改善されている。

“見るナビ”の録画番組一覧も、ワイド画面をベースにしたUIに変更
“見るナビ”の録画番組一覧も、ワイド画面をベースにしたUIに変更
ワイド画面化で、番組表も情報量が増えて見やすくなった
ワイド画面化で、番組表も情報量が増えて見やすくなった

多機能なRDシリーズは、レコーダー初心者にはややハードルの高い面もあった。そこで新たに加わった“簡単メニュー”が、各機能への窓口となるほか、選択中の録画番組の編集画面にも簡単に移動できるようデザインされている。また開発陣が“RD 5年(の歴史)で1番の改変”と言う、ハイビジョン映像の編集機能も盛り込まれた。デジタル放送のMPEG-2 TS形式の録画済み番組を、1フレーム単位で編集できるほか、見たいチャプターだけを抜き出す“プレイリスト編集”や、気に入ったシーンだけをDVD(レート変換が必要)やD-VHSへ抜き出して移動する機能も備えている。

初心者向けに分かりやすさを重視した“簡単メニュー”の画面。ここからRDのさまざまな機能へアクセスできる
初心者向けに分かりやすさを重視した“簡単メニュー”の画面。ここからRDのさまざまな機能へアクセスできる
“編集ナビ”のプレイリスト編集画面。編集後のダビング先にはHDDやDVDだけでなく、i.LINK経由で接続されたD-VHSデッキや、LAN端子経由で接続されたパソコンも選択できる
“編集ナビ”のプレイリスト編集画面。編集後のダビング先にはHDDやDVDだけでなく、i.LINK経由で接続されたD-VHSデッキや、LAN端子経由で接続されたパソコンも選択できる

自動録画機能“おまかせ自動録画”もさまざまな改良が加えられた。たとえば“シリーズ予約”は、題名などが同じ番組をを同一シリーズと見なして自動録画を行なう機能だが、番組名表記の揺らぎを識別して、同一シリーズの別の回である場合のみ録画する。そのためCS放送などで多い、同一シリーズの本放送と再放送の同じ回を二重に録画することがないという。また設定したキーワードを元に番組表を検索して録画する“お気に入り予約”も、キーワードの大文字/小文字や全角/半角を同一視して検索することもできる。

各製品のハードウェアを見てみよう。まずフラッグシップモデルとなるRD-X6であるが、600GBの大容量HDDを内蔵し、デジタル放送とアナログ放送、またはアナログ放送2番組の同時録画が可能となっている(同時3番組は不可)。光ディスクドライブは2層式DVD-R(DVD-R DL)への4倍速書き込みが可能なDVDマルチドライブを搭載する。また(株)スカイパーフェクト・コミュニケーションズのCS放送“スカイパーフェクTV!”対応の外部チューナーと連動する“スカパー!連動”機能や、デジタル放送も加えたRDシリーズ独自の番組表“デジタルWEPG”にも対応した、機能全部入りの製品である。

RD-XD91とXD71は、デジタル放送とアナログ放送の2番組同時録画は可能だが、RD-X6が備えるダブルエンコーダー機能は持たないので、アナログ2番組同時録画はできない。内蔵HDD容量は、XD91が400GB、XD71が200GBとなっている。DVD-R DL対応DVDマルチドライブ搭載や、デジタルWEPG、スカパー!連動などはRD-X6同様である。

『RD-XS38』
『RD-XS38』
『D-VR3』HDDは搭載せずDVD&VHSのエントリーモデル
『D-VR3』HDDは搭載せずDVD&VHSのエントリーモデル

エントリー〜ミッドレンジクラスの『RD-XS38』は、デジタルチューナーは備えない、アナログ放送専用機である。その代わりアナログチューナーは2系統備えており、ダブルエンコーダー機能も搭載するため、RD-XDシリーズではできないアナログ放送2番組同時録画が可能となっている。内蔵HDD容量はは200GB、DVD-R DL対応DVDマルチドライブを搭載する。

一方の『D-VR3』はRDシリーズではなく、HDDを備えないVHS/DVDレコーダーである。光ディスクドライブはDVDマルチドライブを搭載、アナログ放送のDVD-R/RW/RAMへの録画に特化した製品である。

デジタル放送録画対応にともない、新チップセット開発、ワイド画面前提のUI、自動録画機能のブラッシュアップなど、新RDシリーズは今冬ボーナス商戦のHDD/DVDレコーダーの中でも、非常に魅力的な製品に仕上がっていると言えるだろう。


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