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富士写真フイルム、ISO 1600の高感度630万画素デジタルカメラにマニュアル撮影機能を搭載した『FinePix F11』を発売

2005年09月29日 19時51分更新

文● 編集部

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富士写真フイルム(株)は29日、ISO 1600の高感度撮影が可能なコンパクトデジタルカメラにシャッター優先AEと絞り優先AEのマニュアル撮影機能を搭載した『FinePix F11』を10月下旬に発売すると発表した。価格はオープン。

『FinePix F11』
『FinePix F11』

『FinePix F11』は、2月に発表した630万画素のコンパクトデジタルカメラ『FinePix F10』をベースに、新機能としてシャッター優先AEと絞り優先AEのマニュアル撮影機能を搭載するとともに、モニター用の2.5インチ液晶パネルの画素数を11万5000画素から約15万3000画素に増やされ、最短撮影距離も7.5cmから5cmに短縮されるなど、基本機能も強化されているのが特徴。暗いシーンでのピント合わせ(AFスピード)の高速化や、被写体に素早くピントを合わせる“クイックショットモード”、被写体に自動でピントを合わせ続ける“コンティニュアスAF”、主要な被写体を判別して自動でピントを合わせる“オートエリアAF”など、AF機能の強化も図られている。また、メニューデザインも変更され、記録画素数/感度/色調/プリント注文時の枚数設定をワンボタンで設定できる“ファインピックスフォトモード”も搭載する。そのほか、動画撮影時の感度も従来のISO 400相当から800相当に

撮像素子は1/1.7インチスーパーCCDハニカムV HRで、フジノン光学式3倍ズームレンズ(f=8.0~24.0mm:35mmフィルム換算で36~108mm相当、F2.8~5)を搭載する。最大記録解像度は2848×2136画素。記録にはxDピクチャーカードを利用する。撮影感度はISO 80~1600。シャッター速度は15~1/2000秒(シャッタータイムラグは最短0.01秒)。連写は最短0.45秒間隔で連続3枚まで。“40コマ連写”も可能(最大約1.3秒間隔)。インターフェースはUSB 2.0(High Speed)を搭載する。電源はリチウムイオン充電池(NP-120)を利用し、約500枚の撮影が可能(CIPA規格)。本体サイズは幅92.0×奥行き27.3×高さ58.2mm、重量は約155g(バッテリー/xDピクチャーカード込みで約200g)。ボディー外装はステンレスカラーとなっている。

アプリケーションとして画像閲覧ソフト『FinePixViewer Ver.5.1』(Windows版)が付属する(Mac OS X用はVer.3)。そのほか、ストラップ、USBケーブル、専用A/Vケーブル、ACアダプター(AC-5VW)、マルチコネクターアダプターなどが同梱される。

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