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【速報】ウィルコム、Windows Mobile採用のスマートホン『W-ZERO3』を発表──PHS通信、無線LAN、VGA液晶搭載で5万円を切る価格

2005年10月20日 16時03分更新

文● 編集部 小林久

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(株)ウィルコムは20日、国内初のWindows Mobile 5.0対応のスマートフォン『W-ZERO3』(ダブリューゼロスリー、型番:WS003SH)を12月上旬に発売すると発表した。価格はオープンプライス。5万円を切る実売価格となる見通し。

発表会風景
中央がウィルコムの八剱氏。手の持っているのがW-ZERO3

W-ZERO3の開発はシャープ(株)が担当。ディスプレーに3.7インチで解像度640×480ドットのモバイルASV液晶パネルを搭載。昨日発表されたウィルコムの“W-SIM”にも対応しており、PHSによるデータ通信や音声通話を行なえるほか、QWERTY配列のスライド式キーボードやIEEE 802.11b対応の無線LAN機能、有効画素数133万画素のデジタルカメラ機能なども装備する。

また、ウィルコムはこの製品の発売に合わせた新料金プラン“ウィルコム無線LANオプション”に関しても発表した。これは、月額700円の追加料金でエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)の公衆無線LANサービス“HOT SPOT”を使い放題になるというもの。W-ZERO3のユーザーに対しては2006年5月末まで試験サービスとして無料で利用可能にする。この無線LANオプションを、既存のウィルコム定額プランやデータ定額サービスとあわせた月額料金の合計は10万パケットまで3950円、従量課金上限金額で6700円となる。

発表会には、ウィルコム代表取締役社長の八剱 洋一郎(やつるぎ よういちろう)氏のほか、マイクロソフト(株)の代表執行役社長で、米マイクロソフト社のコーポレートバイスプレジデントを務めるダレン・ヒューストン(Darren Huston)氏などが出席した。発表会ならび端末の詳細は追ってお伝えする(詳細記事)。

編注:ウィルコム無線LANオプションの料金に関する記述は、音声定額サービス(月額2900円)にデータ定額のオプションを追加した場合のモデルプランです。

データ定額サービスの料金は10万パケットまで1050円、以下従量課金で最大3800円の追加料金が発生します。このプランに無線LANオプションを追加するとさらに700円の追加料金が発生しますが、2006年5月末までは無料となるため、その期間内の合計金額は月額6700円となります。

なお、ウィルコム無線LANオプションのさらに詳しい内容は、追加公開した詳細記事で紹介しています。合わせてご参照ください。

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