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富士写真フイルム、ISO 1600で撮影できる薄型デジタルカメラ『FinePix Z2』を発売

2005年10月25日 21時23分更新

文● 編集部

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富士写真フイルム(株)は25日、ISO 1600に対応し、手ぶれ/被写体ぶれを軽減した512万画素の薄型デジタルカメラ『FinePix Z2』を富士フイルムイメージング(株)から11月中旬に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は4万5000円前後。

『FinePix Z2』
『FinePix Z2』

『FinePix Z2』は、2月に発表した『FinePix Z1』の機能を向上した製品。静止画の撮影感度をISO 800からISO 1600に、動画の撮影感度をISO 400相当からISO 800相当に高めることで、静止画の手ぶれ/被写体ぶれを軽減し、暗い場所での動画撮影を行なえるようにしたのが特徴。1/2.5インチの“スーパーCCDハニカムV HR”と高速高画質画像処理回路“リアルフォトエンジン”を搭載し、最大記録解像度は静止画が2592×1944画素、動画が640×480画素(毎秒30フレーム)。記録形式はDCF準拠のJPEG/Exif 2.2、AVI/Motion JPEG/。記録メディアにはxDピクチャーカード(16MB~1GB)を利用する。

レンズには光学3倍ズームの“フジノン光学式3倍ズームレンズ”(焦点距離f=6.1~18.3mm:35mmフィルム換算で36~108mm相当/F3.5~F4.2)を搭載する。強化ガラスを採用したモニター用の2.5インチ液晶パネルは11万5000画素から23万2000画素に高精細化された低温ポリシリコンTFTの“微反射”タイプを採用し、明るさも30%向上しているという。起動時間は約0.6秒、シャッタータイムラグは最短0.01秒、撮影間隔は最短約1.1秒。

インターフェースは、ビデオ出力(モノラル音声付きNTSC/PAL対応、クレードル経由)、USB 2.0(High Speed)、DC入力を装備する。PictBridge、Exif Print、PRINT Image MatchingIIに対応。電源はリチウムイオン充電池(NP-40)を利用し、約170枚の撮影が可能(CIPA規格)。本体はモノコックフォルムのフルフラットボディーにヘアライン加工や光沢塗装を施したもので、サイズは幅90.0×奥行き18.6×高さ55.0mm、重量は約130g(バッテリー/メディア込みで約150g)。ボディーカラーにはシルバー/ホワイト/ブラック/レッドをラインアップする。

画像閲覧ソフトとして『FinePixViewer Ver.5.1』(Windows版)と『FinePixViewer Ver.3』(Mac OS X版)が付属するほか、ACアダプター(AC-5VW)、ストラップ、ピクチャークレードル、専用A/Vケーブル、USBケーブルが同梱される。そのほか、アクセサリーとして、ソフトケース『SC-FXZ1』(ブラウン)を新発売する(3465円)。

『FinePix F460』
『FinePix F460』

併せて、液晶ディスプレーで毎秒60フレームの画像再生が行なえる光学3倍ズーム搭載の513万画素デジタルカメラ『FinePix F460』を11月中旬に発売する。価格はオープン。本体に約13MBのメモリーを内蔵し、本体のみで最大約22枚(1600×1200画素)の記録が可能。オプションの記録メディアはxDピクチャーカードに対応する。連写機能も搭載しており、撮影間隔が最短約0.53秒で最大9コマに対応。最大感度はISO 400。ビーチ&スノーモード/夕焼けモード/文字モードなど10種類のシーンポジションを搭載している。モニター用の液晶パネルは2.5インチのアモルファスシリコンTFTタイプで、画素数は約11万5000(視野率97%)。

インターフェースは、ビデオ出力(モノラル音声付きNTSC/PAL対応)、USB 2.0(High Speed)、DC入力を装備する。PictBridge、Exif Print、PRINT Image MatchingIIに対応。電源はリチウムイオン充電池(NP-40)を利用し、約200枚の撮影が可能(CIPA規格)。本体サイズは幅91.9×奥行き19.7×高さ58.1mm、重量は約122g(バッテリー/メディア込みで約142g)。

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