オムロン、VPNスループットが最大100MbpsのVPNルーター『MR604DVB』を発売――ISDNバックアップやWANの二重化にも対応
2006年02月02日 22時20分更新
オムロン(株)は2日、最大100MbpsのVPNスループット(IPsec/3DS、SmartBits測定値)に対応し、ISDNインターフェースを内蔵したVPNルーター『MR604DVB』を3月25日に発売すると発表した。価格は6万8040円。
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| 『MR604DVB』 |
『MR604DVB』は、最大100MbpsのVPNスループットを持ち、ISDNのバックアップや、WANの二重化などの冗長機能を搭載したのが特徴。VPNプロトコルは、IPsec(クライアント/パススルー)、PPTP(サーバー/クライアント/パススルー)、L2TP(パススルー)に対応し、暗号方式はDES/3DES、AESをサポートする。トンネル数は50で、IKEキープアライブに対応。セキュリティー機能は、SPI(ステートフルパケットインスペクション)、DoS攻撃防御、パケットフィルタリング、ステルスモード、MACアドレス/IPアドレスフィルタリングなどを搭載する。IPv6(IPv6 Ready Logo Phase1取得済み)やダイナミックDNS(ieServer.Net)、UPnPにも対応する。
インターフェースは、WANが10/100BASE-TX、LANが10/100BASE-TX×3、WAN/LANが10/100BASE-TXで、Auto MDI/MDI-Xに対応。ISDNはBRI(INSネット64/128、高速ディジタル専用線、Dchパケット)を搭載し、コンソールポート(RS-232C)も装備する。PPPoEクライアント機能(4セッション)を搭載し、アンナンバードにも対応。SNMP(V1/V2)をサポートしており、設定はコマンド入力とウェブブラウザーで行なえ、telnetにも対応。ユーザーアカウントは4ユーザーまで登録できる(管理者×1、一般×3)。
本体サイズは幅235×奥行き148×高さ33mm、重量は約1.3kg。電源はAC100Vで、消費電力は最大12W。本体前面にはPPPoE/VPN/ISDNの接続状態を示すLEDが用意されており、パソコンを接続しなくても状態を確認できるようになっている。
