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キヤノン、6倍ズーム搭載の『PowerShot A700』を含む“PowerShot A”4機種を発表


2006年3月7日

キヤノン(株)とキヤノン販売(株)は7日、コンパクトデジタルカメラ“PowerShot A”シリーズの新製品4モデルを3月中旬に発売すると発表した。ラインナップは、光学4倍ズーム/400万画素CCDを搭載する下位機種『PowerShot A430』、光学4倍ズーム/500万画素CCDを搭載する中位機種『PowerShot A530』、光学4倍ズーム/600万画素CCDを搭載する中位機種『PowerShot A540』、光学6倍ズーム/600万画素CCDを搭載する『PowerShot A700』。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、A430が1万8000円前後、A530が2万円前後、A540が3万円前後、A700が3万7000円前後。

PowerShot A430
『PowerShot A430』
PowerShot A530
『PowerShot A530』
PowerShot A540
『PowerShot A540』
PowerShot A700
『PowerShot A700』

キヤノンによれば、“PowerShot A”シリーズの製品コンセプトは“簡単/快適操作でコストパフォーマンスに優れたデジタルカメラ”というもの。持ちやすさを考慮した本体デザインや乾電池による駆動などが特徴だ。

新製品投入後のPowerShotのラインアップは以下の7機種。“PowerShot Pro”シリーズでは『PowerShot Pro1』、PowerShot Aシリーズでは中位機種の『PowerShot A520』と『PowerShot A510』が販売終了となる。

  • PowerShot A430(販売終了となっている『PowerShot A400』の後継機)
  • PowerShot A530(『PowerShot A510』の後継機)
  • PowerShot A540(『PowerShot A520』の後継機)
  • PowerShot A620(継続販売)
  • PowerShot A700(新製品)
  • PowerShot S80(継続販売)
  • PowerShot S2 IS(継続販売)

共通する特徴としては、従来AシリーズではISO 400相当だったCCDの感度が、Powershot A530/A540/A700ではISO 800相当に向上し、手ぶれや被写体ぶれが起こりにくくなった(PowerShot A400はISO 400相当)。

ISO 800はマニュアルで指定するが、PowerShot A700のみ、ISO 80〜800の間で最適な数値が自動で設定される“高感度オート”モードが利用できる。そのほか、4モデルに共通する改良点は以下のとおり。

  • 画面比16:9のワイド液晶ディスプレーを採用
  • 再生モードにプリント専用メニューを追加し、複数枚の印刷設定が容易になった
  • ムービーのワンシーンをカメラで選んでプリンターでダイレクトプリントできる“動画1コマプリント”モードを搭載
  • カメラを縦に構えると液晶ディスプレー内の表示も縦に回転する“縦横自動回転再生”機能を採用
  • 撮影モードから再生モードに切り替える際のレンズの収納タイミングを「1分」か「0秒」で指定できるよう変更


実売1万8000円のエントリーモデル

A430背面
PowerShot A430の本体背面

PowerShot A430は、基本的な撮影機能を備えた製品。前モデルとなるPowerShot A400と比べると、CCDの有効画素数が約320万から約400万に、光学ズームが2.2倍から4倍に向上し、搭載する映像エンジンが“DIGIC”から“DIGIC II”に変わった。液晶ディスプレーは1.8インチ/7万7000画素。主な仕様は以下のとおり。

PowerShot A430
撮像素子:1/3インチCCD(総画素約420万、有効画素約400万) レンズ:光学4倍ズーム(6群7枚構成、35mm換算時39〜156mm相当、F2.8〜5.8) シャッター速度:1〜1/2000秒 記録形式と解像度:静止画 JPEG形式/最大2272×1704ドット、動画 AVI形式/最大640×480ドット(毎秒10コマ) 記録メディア:SDメモリーカード 電源:単3形乾電池(2本) 撮影可能枚数:約90枚(アルカリ電池使用、液晶ディスプレー表示時、CPIA準拠) インターフェース:USB 2.0(PictBridge対応)、ビデオ出力 本体サイズ/重量:幅103.0×奥行き81.8×高さ40.2mm/約160g(本体のみ)


グリップ部が付いた持ちやすい本体のスタンダードモデル

A530背面
Powershot A530の本体背面
A540背面
Powershot A540の本体背面

Powershot A530/A540は、Aシリーズのスタンダードモデルにあたる製品。前モデルとなるPowershot A510/A520と比べると、CCDの有効画素数が約320万/約400万から約500万/約600万に増やされた。また、搭載する映像エンジンが“DIGIC”から“DIGIC II”に変わった。

Powershot A530/A540の大きな違いは、CCDの画素数のほか、Powershot A540には焦点距離が0.7倍のワイドコンバーター/焦点距離が1.75倍のテレコンバーター/40m防水対応のウォータープルーフケースといった別売のオプションが用意されているという点。

液晶ディスプレーでは、A530が1.8インチ/約7万7000画素なのに対して、A540が2.5インチ/約8万5000画素といったように大画面かつ高画素になっている。また、A540では“シャッター優先AE”“絞り優先AE”といった露出制御方式が選べるのも特徴だ。主な仕様は以下のとおり。

PowerShot A530
撮像素子:1/2.5インチCCD(総画素約530万、有効画素約500万) レンズ:光学4倍ズーム(5群7枚構成、35mm換算時35〜140mm相当、F2.6〜5.5) シャッター速度:15〜1/2000秒 記録形式と解像度:静止画 JPEG形式/最大2592×1944ドット、動画 AVI形式/最大640×480ドット(毎秒10コマ) 記録メディア:SDメモリーカード 電源:単3形乾電池(2本) 撮影可能枚数:約90枚(アルカリ電池使用、液晶ディスプレー表示時、CPIA準拠) インターフェース:USB 2.0(Hi-Speed、PictBridge対応)、ビデオ出力 本体サイズ/重量:幅90.4×奥行き64.0×高さ43.2mm/約170g(本体のみ)

PowerShot A540
撮像素子:1/2.5インチCCD(総画素約620万、有効画素約600万) レンズ:光学4倍ズーム(5群7枚構成、35mm換算時35〜140mm相当、F2.6〜5.5) シャッター速度:15〜1/2000秒 記録形式と解像度:静止画 JPEG形式/最大2816×2112ドット、動画 AVI形式/最大640×480ドット(毎秒30コマ) 記録メディア:SDメモリーカード 電源:単3形乾電池(2本) 撮影可能枚数:約90枚(アルカリ電池使用、液晶ディスプレー表示時、CPIA準拠) インターフェース:USB 2.0(Hi-Speed、PictBridge対応)、ビデオ出力 本体サイズ/重量:幅90.4×奥行き64.0×高さ43.2mm/約180g(本体のみ)


ISO 800を自動指定する“高感度オート”を備えた上位機種

本体背面
PowerShot A700の本体背面

Powershot A700は、Aシリーズで初めて光学6倍ズームを搭載した最上位モデル。液晶ディスプレーは、Aシリーズで最も高精細となる2.5インチ/約11万5000画素のものを採用する。“シャッター優先AE”“絞り優先AE”といった露出制御方式も利用可能だ。

別売のオプションには、焦点距離が0.7倍のワイドコンバーター/焦点距離が1.75倍のテレコンバーター/40m防水対応のウォータープルーフケースが用意されている。主な仕様は以下のとおり。

PowerShot A700
撮像素子:1/2.5インチCCD(総画素約620万、有効画素約600万) レンズ:光学6倍ズーム(7群9枚構成、35mm換算時35〜210mm相当、F2.8〜4.8) シャッター速度:15〜1/2000秒 記録形式と解像度:静止画 JPEG形式/最大2816×2112ドット、動画 AVI形式/最大640×480ドット(毎秒30コマ) 記録メディア:SDメモリーカード 電源:単3形乾電池(2本) 撮影可能枚数:約100枚(アルカリ電池使用、液晶ディスプレー表示時、CPIA準拠) インターフェース:USB 2.0(Hi-Speed、PictBridge対応)、ビデオ出力 本体サイズ/重量:幅94.5×奥行き66.5×高さ43.4mm/約200g(本体のみ)



(編集部 広田稔)


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