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シャープ、6GBのHDDを搭載したパーソナルモバイルツール“ザウルス”『SL-C3200』を発売――新TOEICテスト対応の英語学習コンテンツを収録

2006年03月07日 17時19分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は7日、携帯情報端末“Zaurus(ザウルス)”の新製品として、6GBのHDDを内蔵し、英語学習向けコンテンツを収録した『SL-C3200』を17日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は7万5000円前後。

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『SL-C3200』

『SL-C3200』は、容量が6GB(ユーザーエリアー約5.9GB/出荷時空き容量約4.5GB)のHDDを内蔵し、5月からの新TOEICテストに対応した(株)インターチャネルの英語学習コンテンツ『ジーニアス14日集中コース TOEIC TEST 470点/600点/730点』や、メールやウェブの英文を読み上げる『Text To Speech』など17種類のコンテンツを収録したのが特徴。デジタルカメラで撮影した写真(JPEG)を保存したCF/SDメモリーカードを装着してサムネイル表示やスライド表示する『ザウルスフォトストレージ』や、パソコンにWindows Media Player 10で取り込んだ音楽を『SL-C3200』のHDDなどに転送し、再生するための『Music Player』なども用意されている。出張報告書や見積書などのExcel/Word形式のテンプレートなども収録している。また、別売のカノープス(株)の動画ファイル変換ソフト『かんたん換太郎 for ZAURUS』を利用すれば、パソコンに保存したTV番組などの動画ファイルの形式を変換し、転送することにより、『SL-C3200』で視聴することができる。変換できる形式は、MPEG-1/-2/-4(mp4)/Windows Media Video/DivX Video/DV(AVI)で、出荷時空き容量(約4.5GB)の場合、高画質で約14時間ぶん、標準で約20時間ぶん、長時間で約30時間ぶんのデータを保存できる(本体で再生可能なファイルサイズは2GB以内)。

HDD容量以外の基本仕様は『SL-C3100』とほぼ同じで、プロセッサーはXScale PXA270-416MHzを採用し、128MBのフラッシュメモリー、64MBのSDRAM(ワークエリア)、バックライトとタッチパネルを搭載した解像度640×480ドット/6万5536色表示の3.7インチ透過型システム液晶パネルを搭載。インターフェースには、USB端子、赤外線通信(IrDA)、スロットにはSDメモリーカード用とCFカード(Type II)用を装備する。キーボードはQWERTYタイプを採用。電源はリチウムイオン充電池(EA-BL11)で、連続表示時間は7時間(バックライトを暗くした場合)。OSはLinux(Lineo uLinux)。本体サイズ/重量は幅約124×奥行き87×高さ25mm/約298g(タッチペン/保護カード/充電池込み)。ACアダプター、ステレオヘッドホン、USBケーブル、インストールCD-ROM、データCD-ROM(2枚)などが同梱される。

接続可能なパソコンの対応機種はPentium II-300MHz以上(500MHz以上推奨)を搭載したPC/AT互換機。対応OSはWindows XP/2000 Professional/Me。

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