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三洋電機、ニッケル水素二次電池“eneloop”用の充電器『NC-TG1』を発売

2006年03月09日 17時46分更新

文● 編集部

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三洋電機(株)は9日、新ビジョン“Think GAIA”の第1弾として製品化した次世代ニッケル水素二次電池“eneloop(エネループ)”用の充電器として“eneloop充電器”『NC-TG1』を21日に発売すると発表した。単3/単4形兼用で、価格は2940円。同時に、単3形eneloop充電池×4本を同梱した“eneloop充電器セット”『N-TG1S』と、単3/単4形電池×2本を充電可能なコンパクト充電器『NC-MDR02』と単4形eneloopをセットにした“コンパクト急速充電器セット(単4形eneloop 2個付)”『N-MDR0204S』も発売する。ともに価格はオープン。

製品パッケージと充電器 カバーの開閉と電池
製品パッケージと充電器カバーを閉じたところ(左)とカバーを開いて電池4本をセットしたところ

同社では、2005年11月に、自然放電が少なく約1000回繰り返して使用でき、使用後はリサイクル可能な二次電池“eneloop”を発表、二次電池と電池2本を充電できる充電器セットの販売を開始し、2006年1月から単4形と、単3形電池を単1/単2サイズとして利用するための“スペーサーセット”を発売したという。今回、“eneloop”シリーズのデザインコンセプトに合わせて、“使いやすさ”を重視したeneloop用充電器と、単3形eneloop×4本を同梱した充電器セットを発売することにしたもの。

充電器『NC-TG1』の本体は“eneloop”のチューブと共通のホワイトを基調としたメカニカル感を排除した新デザインが採用されており、内部にゴミや埃が入りにくいようにスライド的カバーが付けられている。充電中は緑色のLEDが点灯し、充電完了で消灯。充電は1~4本に対応し、
単3/単4の混在も可能。充電時間は単3形eneloopで約7時間、単4形で約6時間。電源はAC100~120Vに対応する。本体サイズは幅70×奥行き29×高さ110mm、重量は約120g。本体には印刷やラベル貼付などがなく、外装部分の単一素材化を図ったほか、製品パッケージには再生PET素材を採用し、カラーに地球をイメージした“GAIAブルー”を採用したという。

『NC-MDR02』は、単3形を約3時間50分(約230分)、単4形を約2時間15分(約135分)で充電できる急速充電器。1~2本の充電が可能で、従来のニッケル水素二次電池の充電も行なえる。充電中は赤色のLEDが点灯し、充電完了で消灯する。電源はAC100~240Vに対応。本体サイズは幅70.5×奥行き27.5×高さ74.5mmのコンパクトタイプで、重量は約76g。

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