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ソニー、MD内の音楽をパソコンにアップロードできるMD録再機“Hi-MDウォークマン”『MZ-RH1』を発売


2006年3月23日
MDの音楽をパソコン側にデジタルコピーする機能を備えた“Hi-MDウォークマン”『MZ-RH1』
MDの音楽をパソコン側にデジタルコピーする機能を備えた“Hi-MDウォークマン”『MZ-RH1』

ソニーマーケティング(株)は23日、MDに録音した音楽をパソコンにアップロードする機能を備えたHi-MD対応のポータブルMDレコーダー“Hi-MDウォークマン”『MZ-RH1』を発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は4万円前後。

MZ-RH1は記憶容量約1GBのHi-MDディスクに対応した、携帯型の録音再生機である。録音機能の充実を売りとしており、CD品質の16bit/44.1kHzでのリニアPCM録音を可能としている。Hi-MDディスクを使用すると、最大45時間の録音が可能である。

表示パネルには有機ELディスプレーを採用。曲名や録音モードの表示のほか、録音/再生レベルメーターなどに表示も切り替えられる
表示パネルには有機ELディスプレーを採用。曲名や録音モードの表示のほか、録音/再生レベルメーターなどに表示も切り替えられる

MZ-RH1最大の特徴は、過去にMDに録音した音楽を、デジタルデータのまま品質を損なわずにパソコンへと転送する機能を備える点である。従来のMDは著作権保護規格“SCMS(Serial Copy Management System)”に対応しており、CDプレーヤーなどからデジタルコピーした音楽を、デジタルデータのままMDから他の媒体にコピーを行なうことはできなかった。しかし音楽CDからパソコンへデジタルデータの音楽を取り込むことが一般化した現在では、MDのみに課せられた不自由な規格になっているとも言える。

録音操作のスイッチ“録音レバー”は誤操作をしにくいよう考慮されている。録音レバー横には“録音レベル調節レバー”があり、上下に操作することで録音レベルを変えられる
録音操作のスイッチ“録音レバー”は誤操作をしにくいよう考慮されている。録音レバー横には“録音レベル調節レバー”があり、上下に操作することで録音レベルを変えられる

MZ-RH1とパソコンをUSB 2.0で接続し、付属ソフト『SonicStage 3.4』をパソコン側にインストールすると、MZ-RH1に挿入したMD上の音楽データを、デジタルデータのままパソコン側に取り込める。取り込み時にSPモードで録音された音楽は、リニアPCM 1411kbpsかATRAC3plus 256kbpsを選択できる。MDLP/MDLP4形式で録音された音楽については、ATRAC3(66/132kbps)での取り込みとなる。またWAVファイルでの取り込みも可能である。パソコン側に取り込んだ音楽データは、Gracenote MusicIDの機能を使って、曲のタイトルや歌手などの情報を検索、取得することも可能となっている。ただしNetMD等でダウンロードした“EMD購入曲”や、他のパソコンからチェックアウトした曲については転送できない。

パソコンと接続して、1GBのリムーバブルディスクとしてパソコン上のデータを記録することも可能。USBバスパワーでのUSB経由充電も可能となっている。またMac OS X 10.3〜10.4に対応する付属ソフト『Hi-MD Musci Transfer for Mac ver.1.0』を使用すると、MZ-RH1上で録音したデータに限り、Macintosh側への転送が可能である。

店頭販売されるのは掲載したシルバーカラーのモデルだが、ソニー(株)の直販サイト“ソニースタイル”では、限定モデルとしてブラックのカラーバリエーションモデル『MZ-RH1/B』を販売する予定である。価格はMZ-RH1と同じ4万円前後と想定されている。発売は両製品とも4月21日の予定。

ソニースタイル限定モデル『MZ-RH1/B』
ソニースタイル限定モデル『MZ-RH1/B』

(編集部 小西利明)


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