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東芝、HDD&DVDレコーダーの新ブランド“VARDIA”の製品説明会を開催
2006年5月17日
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今後、東芝が発売するデジタル放送対応のHDD&DVDレコーダーには、“VARDIA”というブランド名が冠される |
(株)東芝は16日、デジタル放送の録画に対応したHDD&DVDレコーダーの新ブランド名に“VARDIA(ヴァルディア)”を採用し、新製品としてHDD容量が600GBの『RD-XD92D』と400GBの『RD-XD72D』を5月下旬に発売すると発表した。価格はオープンで、編集部による予想販売価格はRD-XD92Dが16万8000円前後、RD-XD72Dが13万8000円前後。主な仕様は以下の通り(速報記事も参照)。
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RD-XD92D |
RD-XD72D |
| HDD容量 |
600GB |
400GB |
| 書き込み可能なDVDと最高記録速度 |
DVD-R:16倍速、DVD-R DL:4倍速、DVD-RW:6倍速、DVD-RAM:5倍速 |
| 入力端子 |
Sビデオ×3、コンポーネント×3、アナログ音声×3、D1×1、DV×1(RD-XD92Dのみ) |
| 出力端子 |
Sビデオ×2、コンポーネント×2、アナログ音声×1、D1/D2/D3/D4×1、HDMI×1、光デジタル音声×1、i.LINK×1(RD-XD92のみ) |
| チューナー |
地上/BS/110度CSデジタル放送、地上アナログ放送 |
| その他の端子 |
LAN、スカパー! 連動、電話回線 |
| 消費電力 |
動作時:54W、待機時3.7W |
動作時:42W、待機時3.7W |
| 本体サイズ |
幅430×高さ83×奥行き351mm |
| 重量 |
7.1kg |
6.3kg |
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RD-XD92D背面 |
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RD-XD72D背面 |
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共通のリモコン |
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RD-XD92DとRD-XD72Dの主な違いは、HDD容量とi.LINK端子/DV端子の有無。2製品とも東芝のHDD&DVDレコーダーとして初めて地上/BS/110度CSデジタルハイビジョンチューナーを2セットずつ、合計6基搭載し、ハイビジョン放送をそのままの画質で2番組同時に記録できる“デジタルW録”が可能になった。また、地上アナログチューナーも1基備えており、デジタル/アナログの同時録画にも対応する。
デジタルW録の採用に伴い、レコーダーの操作画面や録画機能も変更されている。録画予約モードの“番組ナビ”画面では、どのチューナーで予約した番組なのか一目で分かるように、デジタルチューナーの一方である“TS1”は太陽、デジタルチューナーのもう片方である“TS2”は土星、アナログチューナーの“VR”は星といったアイコンが番組名に左に現われるようになった。
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“番組ナビ”でEPGを表示したところ。録画予約した番組の左にどのチューナーで録画予約したかを区別できるアイコンが現われる |
そのほか、DVD-R DLディスクへのVRモードとコピーワンスコンテンツの記録(CPRM)に対応、番組追っかけ機能を予約前後3時間10分の範囲で追従するように指定、地上アナログのスポーツ延長情報をADAMSから1分単位で取得するように変更――といった点が改良されている。
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iNETのチャンネルを設定する際、従来数字を打ち込んでいたスカパーの各局をポップアップメニューから選べるようになった |
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おすすめサービスは、従来文字ベースの情報のみだった。RD-XD92D/72Dでは、写真付きおすすめ情報の閲覧が可能になった |
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指定したキーワードとEPGデータを照会して、条件に合う番組を自動で録画する“おまかせ自動録画”、シーンの変わり目で自動的にチャプター分割を行なう“マジックチャプター”、同じ番組内のCM前後で繰り返されるシーンを判別し、重なるシーンの片方を除いてプレイリストを作成する“おまかせプレイリスト”――といった従来機種が備えていた機能もデジタルW録に対応した。
両機種ともホームネットワークの規格“DLNAガイドライン”に準拠しており、同社の液晶テレビ“REGZA(レグザ) Z1000”シリーズや、AVノートパソコン“Qosmio(コスミオ) G30”といった同社の製品とLAN接続することで、RD-XD92D/72Dに保存したビデオをネットワーク経由で再生できる。
ハイビジョンチューナー内蔵製品でシェア20%を目指す
新ブランドのお披露目にあたって開かれた発表会では、デジタルメディアネットワーク社 デジタルAV事業部の事業部長である豊原正恭氏によってHDD&DVDレコーダーの分野における現状認識や今後の目標が語られた。
豊原氏は「地上波デジタル放送の視聴可能世帯は、2006年には全国の82%、2008年には99%に到達すると予測している。インフラの整備に合わせてデジタル放送のコンテンツ数も増加してきており、デジタル放送の同時録画、いわゆる“W録”のニーズが高まってきている」と、デジタル放送の現状を紹介した。
続けて豊原氏は、HDD&DVDレコーダー市場について、「2005年におけるレコーダーの需要は、オリンピックが開かれた2004年から横ばいとなった。しかし、VTRの最終的な普及率が83%で、現在のDVDレコーダーの普及率が40%程度にとどまっている状況を見ると、今後の拡大成長の余地は十分にある」との分析を示した。
さらに、「国内におけるDVD関連機器のうち、デジタル放送対応モデルは2005年度に13%の構成比となっている。デジタル放送対応モデルの需要は今後急速に拡大し、2006年には34%、2007年には37%に成長するだろう」とデジタル放送対応レコーダーの成長に期待を寄せた。
さらに豊原氏は「2006年度における国内シェアの目標は、デジタルハイビジョンチューナー内蔵製品で30%以上、レコーダーやプレーヤーを含むデジタルAV商品全体で20%以上。今回の新製品の発表によって、この目標の達成は十分に可能である」と、新製品の出来に自信を見せている。
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VARDIAで追求する3つの要素 |
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東芝は2006年度、DVDレコーダーが前年比で107%需要が伸びると見込んでいる |
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東芝調べによる国内DVD機器の普及率。レコーダーは2005年が28.7%、2006年には40%の普及率に達すると予測している |
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東芝の2006年度の国内市場におけるシェア目標 |
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続けて、デジタルメディアネットワーク社 デジタルAV事業部 DAV商品企画部の伊藤眞一部長が登壇し、RD-XD92D/72Dの製品機能について解説した。
伊藤氏は、新製品のデザインコンセプトについて「RD-X6やRD-XD91/71で採用していた、シンプルでありながら直線のデザインを持ち、かつ高級感も兼ね備えたデザインを踏襲した」と語った。デジタルW録については、「地上デジタル放送の普及に伴って薄型テレビが広まり、デジタル放送の魅力に気がついたユーザーが増えてきた。今後高まると予測される、重なったデジタル放送の番組を見たいというニーズに対応するために採用した」とのコメントを述べた。
(編集部 広田稔)
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