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ソニー、ワンセグの録画予約ができる“type T”など2機種を発売


2006年6月12日

ソニー(株)は12日、11.1型ワイド液晶パネル搭載のモバイルノートパソコン“type T”と、地上デジタルチューナーを内蔵したリビング向けデスクトップパソコン“type X Living”の新機種を発表した。どちらも発売は24日の予定だが、type T(VAIO・OWNER・MADEモデル含む)のワンセグチューナー搭載モデルのみ、部材調達の遅れから発売日未定となっている。価格はどちらもオープンプライス。

type T


『VGN-TX72B/B』

店頭モデルは2機種ラインナップされており、そのうち上位モデルとなる『VGN-TX72B/B』(編集部による想定実売価格は約23万円)には、ワンセグ(携帯機器向け地上デジタル放送)のチューナーが搭載される。従来は同社のCTO販売である“VAIO・OWNER・MADEモデル”においてワンセグチューナー搭載を選択できたが、店頭モデルで搭載されるのは初めてとなる。


“VAIO・OWNER・MADEモデル”で用意される“プレミアムブルー”モデル

また今回の新機種は、外観はほとんど変更されていないものの、ベーススペックは一新された。新しい“Centrino”(コードネーム:Napa)テクノロジーに対応し、チップセットはIntel 945GMS Expressを採用、CPUはIntel Core Soloまたは超低電圧版Celeron Mを搭載できる(店頭モデルはCeleron Mのみ)。これにより、標準バッテリーを搭載した際の連続駆動時間は、CoreSolo搭載が10時間、Celeron M搭載時が7.5時間となり、従来機種(Pentium M搭載時で9時間、Celeron M搭載時で6.5時間)と比べて長くなっている。なおVAIO・OWNER・MADEモデルでは、本体カラーとして“カッパー”“ホワイト”“ブラック”のほか、1000台限定の“プレミアムブルー”が選択できる。

 

VAIO type Tの主なスペック

VGC-TX72B/B(店頭モデル)
超低電圧版Celeron M 423-1.06GHz/メモリー 512MB/80GB HDD/DVD+R DL対応DVDスーパーマルチドライブ/IEEE 802.11a/b/g無線LAN/Bluetooth/FeliCaポート/ワンセグチューナー/Windows XP Home Edition SP2/バッテリー駆動時間約7.5時間(測定方法はJEITA Ver.1.0)/本体サイズ幅272.4×奥行き195.1×高さ28.5(最薄部21)mm/重量約1.27kg
VGN-TX92PS/92S(VAIO・OWNER・MADEモデル“プレミアムブルー”最上位構成)
Intel Core Solo U1400-1.2GHz/メモリー 1.5GB/80GB HDD/DVD+R DL対応DVDスーパーマルチドライブ/IEEE 802.11a/b/g無線LAN/Bluetooth/FeliCaポート/ワンセグチューナー/Windows XP Home Edition SP2(92S)またはWindows XP Professional Edition SP2(92PS)/バッテリー駆動時間約16.5時間(大容量バッテリー時、測定方法はJEITA Ver.1.0)/本体サイズ幅272.4×奥行き195.1×高さ28.5(最薄部21)mm/重量約1.27kg

またハードディスク保護機能として、“VAIO HDD プロテクション”を新たに実装した。これは内蔵の3Dセンサーが落下の直前などの本体加速を検知し、大きな衝撃を受ける前にHDDのヘッドを退避させてディスクが傷つくのを防ぐもの。そのほか、指紋認証センサーが搭載され、セキュリティー標準規格である“TPM(Trusted Platform Module) Version 1.2”に対応するセキュリティーチップを搭載するなど、セキュリティー面も強化されている。

ワンセグの視聴・録画が行なえるアプリケーション“VAIO モバイルTV”もバージョンアップ(Ver.2.0)し、従来機種では行なえなかった録画予約が可能になった。予約の方法は

  • テレビ番組表サイト“テレビ王国”の“MyEPG”(ユーザー個別の番組表を表示するサービス)から
  •     
  • 視聴アプリケーションの番組表(地デジの電波から取得)から
  •     
  • 手動で設定

の3通りが用意される。

また野球延長などで番組が予約時間よりも遅く始まった場合、延長された時間だけ長く録画を行なう“録りきり録画機能”を搭載。ただし当初の録画終了時刻を過ぎて開始された番組には対応できないという。

type X Living


『VGX-XL71S』

type X Livingの新モデルは、店頭モデルは用意されず、VAIO・OWNER・MADEモデル『VGX-XL71S』(編集部による想定実売価格は約17万円〜)のみとなる。新機種では録画したデジタル放送をCPRM対応のDVD-RWまたはDVD-RAMへムーブすることが可能となった。ただしハイビジョンの映像はSD画質(映像ビットレートは9.4M/4.8M/2.4Mbps)に変換される。また、従来機のテレビアプリケーションは、1080iでの解像度でのみ起動できたが、新機種では720pの状態でも起動できるようになっている。そのほか、CATV周波数変換パススルーに対応するほか、番組表の文字フォントサイズの変更が可能となっている。

VAIO type X Livingの主なスペック

VGX-XL71S(最高スペック選択時)
Pentium D 920-2.8GHz/メモリー 2GB/NVIDIA GeForce 6200 with TurboCache搭載/1.5TB HDD(500GB×3)/DVD±R DL対応DVD±R/RWドライブ/3波対応デジタル放送チューナー、ダブルアナログ放送チューナー内蔵/IEEE 802.11b/g無線LAN/10/100/1000BASE-T 有線LAN/FeliCaポート搭載/Windows XP Home Edition SP2

選択できるスペックも強化され、CPUにはPentium D 920-2.8GHzの選択が可能になり、またHDDは500GBのものを3台搭載することで、最大1.5TBという構成を選ぶことが可能となった。さらにメモリーも最大2GBまで搭載可能となっている。そのほか光学ドライブは従来と同様DVD±R/RWだが、今回からDVD-Rの2層書き込みに対応している。

(編集部 橋本優)


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