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奇抜なデザインが勢ぞろい――FOMA 702i実機詳細レポート


2006年7月5日

モトローラの超薄型携帯電話が登場

(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモが4日に発表した“FOMA 702i”シリーズ。今回の新機種はデザインにこだわっており、多くの機種が有名デザイナーとのコラボレーションを果たしている。また、米モトローラ(Motorola)社の超薄型携帯電話も登場しており、その注目度は高い。ここでは会場で展示されていた実機の写真とともに、各機種の詳細について細かく見ていこう。

FOMA最薄でBluetooth内蔵の『M702iS』

ディスプレーを開いた状態の『M702iS』
ディスプレーを閉じた状態
FOMA最薄の14.9mmを実現

モトローラ社製で、最薄部14.9mmはFOMAで最も薄い形状となる。モトローラは米国などで『RAZR V3』という携帯電話機を発売しており、形状はほぼ一緒となっている。本体にはアルミ素材を使用し、数字キーにはステンレスの一枚板を加工したものを採用するなど、高級感を演出したデザインが特徴的だ。FOMA 7シリーズでは初めて国際ローミングサービス“WORLD WING”に対応し、3G(W-CDMA)方式での通話やiモード、メールなどが海外(同サービス対応地域のみ)でも利用できる。国際ローミング使用時に役立つ機能として、ネットワークの自動切換え機能や自動で時刻を補正する機能、自動で時差を補正する機能などを搭載。さらに英語予測変換機能や電子辞書なども搭載する。またBluetooth 1.2にも対応しており、ハンズフリー通話やワイヤレスヘッドフォンの使用などが可能になるという。Bluetooth搭載もFOMA 7シリーズでは初めてとなる。

ディスプレー
メイン:約2.2インチTFT液晶パネル(240×320ドット、26万2144色表示)
サブ:約1インチCSTN液晶パネル(96×80ドット)
カメラ
外側:有効130万画素/記録130万画素CMOSセンサー
内側:有効10万画素/記録10万画素CMOSセンサー
外部メモリー
microSDカード(別売)
連続通話時間
約115分
連続待受時間
約345時間(静止時)
連続テレビ電話時間
約85分
本体サイズ/重さ
幅53×奥行き14.9×高さ102.9mm/約105g
本体カラー
Neo black、Hot pink、Cool silver


3G、GSM、GPRSの海外ローミングに対応する『M702iG』

ディスプレーを開いた状態の『M702iG』
同じくディスプレーを閉じた状態。M702iSと比べるとややごつい印象
本体にFOMAの電源コネクター付いておらず、充電は付属のUSB変換コネクターを利用する

M702iSと同じ米モトローラ製携帯電話機。デザインコンセプトは同様だが、WORLD WINGにおいて3GのほかGSMやGPRS方式にも対応する。また外側カメラも有効200万画素のCMOSセンサーを採用しており、M702iSよりスペックアップしている。ただし本体の最薄部は19.8mmとM702iSよりは厚くなっている。そのほかBluetooth(1.2)への対応やネットワーク自動切換え機能などローミング利用時に役立つ機能などはM702iSと同じ。

ディスプレー
メイン:約2.2インチTFT液晶パネル(240×320ドット、26万2144色表示)
サブ:約1インチCSTN液晶パネル(96×80ドット)
カメラ
外側:外側:有効200万画素/記録190万画素CMOSセンサー
内側:有効10万画素/記録10万画素CMOSセンサー
外部メモリー
microSDカード(別売)
連続通話時間
3G:約110分、GSM:約150分
連続待受時間
3G:約330時間(静止時)/GSM:約200時間
連続テレビ電話時間
約85分
本体サイズ/重さ
幅53×奥行き19.8×高さ101mm/約125g
本体カラー
ボルドーパープル、スパークリングホワイト
お詫びと訂正:本稿掲載当初、「連続通話時間 3G:約330分、GSM:約200分 、連続待受時間 3G:約110分/GSM:約150時間」との記述がありましたが、正しくは「連続通話時間 3G:約110分、GSM:約150分、連続待受時間 3G:約330時間(静止時)/GSM:約200時間」です。ここにお詫びし、訂正いたします。(2006年7月6日)



宝石のようなデザインが特徴の『D702iF』

立体・曲面印刷が施された“ライラック・ミラージュ”カラーの『D702iF』
メインディスプレーを開いたところ(カラーは“グリーン・エア”)
iアプリ“Cooking timer & Recipe”で料理レシピを表示。クッキングタイマー機能も搭載する

三菱電機(株)製で、女性を意識した携帯電話機。外観はファッションデザイナーの幾田桃子氏がデザインを手がけている。宝石のカット法である“マーキスカット”をイメージした“マーキスライン”により、“女性の手にしなやかにフィット”する柔らかな曲線をデザインに取り入れたという。カラーリングは4色(ライラック・ミラージュ、コーラル・コーラル、グリーン・エア、ホワイト・サンド)が用意されるが、そのうちのライラック・ミラージュは表面、裏面および側面に立体・曲面印刷技術である“マルチアングルプリント”を取り入れたプリントが施されている。サイドキー長押しであらかじめ設定したメロディーが鳴り、あたかも着信しているように見せる“ほっとメロディ”や、体のバイオリズム表示、料理レシピ表示などが可能なiアプリの実装など、機能面でも女性ユーザーに配慮した造りになっている。

ディスプレー
メイン:約2インチTFT液晶パネル(240×320ドット、26万2144色表示)
サブ:約0.6インチSTN液晶パネル(72×12ドット、モノクロ表示)
カメラ
外側:有効130万画素/記録130万画素CMOSセンサー
内側:有効10万画素/記録10万画素CMOSセンサー
外部メモリー
――
連続通話時間
約135分
連続待受時間
約460時間(静止時)
連続テレビ電話時間
約80分
本体サイズ/重さ
幅48×奥行き24×高さ100mm/約100g
本体カラー
ライラック・ミラージュ、コーラル・コーラル、グリーン・エア、ホワイト・サンド



加速度センサーで待ち受けが揺らぐ『N702iS』など

加速度センサーで遊べる『N702iS』

『N702iS』メインディスプレー背面。本体を閉じるとイルミネーションが上に移動してゆく
卓上フォルダーに置いた状態。卓上フォルダー自体も青く光る
着せ替えカバーの“スタイルプラス”も用意されている
本体を開いたところ。水平の状態だと待ち受け画面の模様も水平だが……
本体を傾けると加速度ジャイロにより、待ち受け画面の模様も斜めに傾く

日本電気(株)製で、デザインはインテリアからグラフィックデザインまで幅広く活躍するデザイナーの佐藤オオキ氏が担当。“(液体を注いだ)グラス”がコンセプトで、メインディスプレー背面には水泡をイメージしたイルミネーションランプが配されている。外装カバー(スタイルプラス)は取り替えることが可能で、8種類の着せ替えカバーを用意する(別売り)。本体には加速度センサーが内蔵されており、本体を揺らすことでさまざまな機能が利用できる。例えば待ち受け画面はグラスに注がれた液体を横から見たような感じになっており、本体を傾けることで水面が水平を保つようにゆらゆら傾く仕掛けになっている。またN702iSは目覚まし時計機能を内蔵するが、目覚ましが鳴った状態で本体を振ると音を停止させることができたり、タイマー機能において、本体をひっくり返すとリセットされたり、さらにひっくり返す(元の状態に戻す)とタイマーがスタートする、といったこともできる。さらに自分の電話番号やメールアドレスを赤外線で送信する際に、本体をメインディスプレー方向に傾けると水音が鳴って送信される、といった遊び心も盛り込んである。

ディスプレー
メイン:約2.1インチTFT液晶パネル(240×345ドット、26万2144色表示)
サブ:――
カメラ
外側:有効130万画素/記録120万画素CMOSセンサー
内側:有効33万画素/記録31万画素CMOSセンサー
外部メモリー
――
連続通話時間
約110分
連続待受時間
約440時間(静止時)/約320時間(移動時)
連続テレビ電話時間
約70分
本体サイズ/重さ
幅52×奥行き26×高さ98mm/約113g
本体カラー
Mineral Water、Strawberry Milk、Cafe Latte
スタイルプラス(別売)
Soda、Orange Jucie、Cranberry、Matcha、Hot Chocolate


イルミネーションランプが美しい『P702iD』

『P702iD』のメインディスプレー背面。“ヒカリドロップス”によりイルミネーションが光る
角に丸みを持たせた形状(左)とシャープな形状(右)の2種類から選べる

パナソニック モバイル コミュニケーションズ(株)製の携帯電話機。グラフィックデザイナーの佐藤卓氏がデザインを担当する。外観は角が丸みを帯びたものと角ばったシャープなイメージの2種類の形状があり、それぞれに4色(スクエア・ホワイト、スクエア・ブラック、ラウンド・シルバー、ラウンド・コーラル)のカラーバリエーションが用意される。前モデルの『P701iD』にも採用されていた“ヒカリドロップス”を本機でも採用し、着信時などにメインディスプレー背面がほんのり光る。光る色は10パターンが用意され、光り具合は「P701iDの2倍なめらか」だという。また通話中の声を分析し、通話後に45パターンのFlashアニメーションおよびヒカリドロップスの光で喜怒哀楽を表現する、といったギミックも仕込まれている。そのほか、FOMA 7シリーズでは初めて“着うたフル”に対応している。

ディスプレー
メイン:約2.2インチTFT液晶パネル(240×320ドット、26万2144色表示)
サブ:約0.8インチ有機ELパネル(96×25ドット、1色表示)
カメラ
外側:有効130万画素/記録120万画素CMOSセンサー
内側:有効10万画素/記録10万画素CMOSセンサー
外部メモリー
miniSDカード(別売)
連続通話時間
約140分
連続待受時間
約500時間(静止時)/約350時間(移動時)
連続テレビ電話時間
約90分
本体サイズ/重さ
幅49×奥行き19.7×高さ100mm/約109g
本体カラー
スクエア・ホワイト、スクエア・ブラック、ラウンド・シルバー、ラウンド・コーラル


高級感のあるデザインを採用した『SH702iS』

『SH702iS』のメインディスプレー背面。サブディスプレー周囲にアルミ素材が採用された
メインディスプレーにはシャープ端末には欠かせない“モバイルASV液晶”パネル(約2.4インチ)を搭載
側面のボタンを押して“プライベートフィルタ”機能を有効にすると、このように視野角が狭まる

シャープ(株)製造の携帯電話機。外観はFOMA 9シリーズの『SH902iSL』から、革の質感を取り除きアルミ加工を施した感じになっており、アルミ素材を用いることで高級感を演出している。メインディスプレーには、今回の新機種の中では最大サイズとなる約2.4インチのモバイルASV液晶パネルを搭載。側面のボタンを押すことで視野角を狭めることが可能な“プライベートフィルタ”機能を実装する。またウェブブラウザーとして“iモードフルブラウザ”を搭載し、パソコン向けウェブサイトの閲覧もできる。そのほか、SDオーディオの再生機能や最大4Mbpsの高速赤外線通信規格“IrSimple”に対応する。

ディスプレー
メイン:約2.4インチモバイルASV液晶パネル(240×320ドット、26万2144色表示)
サブ:約1インチSTN液晶パネル(96×26ドット、モノクロ)
カメラ
外側:有効130万画素/記録120万画素CMOSセンサー
内側:有効11万画素/記録10万画素CMOSセンサー
外部メモリー
miniSDカード(別売)
連続通話時間
約140分
連続待受時間
約500時間(静止時)/約400時間(移動時)
連続テレビ電話時間
約90分
本体サイズ/重さ
幅51×奥行き21×高さ110mm/約114g
本体カラー
オレンジ、ホワイト、ブルー


(編集部 橋本優)




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