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デュアルコアItanium2をハイエンドからエントリーまで投入――日本HP、デュアルコアItanium2搭載サーバー新製品7機種を発表


2006年9月7日
デュアルコアItanium2を最大4プロセッサー搭載可能な『HP Integrity rx6600』
デュアルコアItanium2を最大4プロセッサー搭載可能な『HP Integrity rx6600』

日本ヒューレット・パッカード(株)は7日、同社のItanium2プロセッサー搭載サーバー製品“HP Superdomeシリーズ”“HP Integrityシリーズ”の5機種に、デュアルコアItanium2(Montecito)を搭載した新製品を投入するとともに、同CPU搭載のエントリーレベルサーバー『HP Integrity rx6600』『HP Integrity rx3600』を発表した。発表されたラインナップは以下のとおり。

HP Integrity Superdome
最大64プロセッサー(128コア)搭載可能。対応CPU:デュアルコアItanium2 9050-1.60GHz/24MBキャッシュ、9040-1.60GHz/18MBキャッシュ
HP Integrity rx8640
最大16プロセッサー(32コア)搭載可能。高さ:17U。対応CPU:デュアルコアItanium2 9050-1.60GHz/24MBキャッシュ、9040-1.60GHz/18MBキャッシュ、9015-1.40GHz/12MBキャッシュ
HP Integrity rx7640
最大8プロセッサー(16コア)搭載可能。高さ:10U。対応CPU:デュアルコアItanium2 9040-1.60GHz/18MBキャッシュ、9015-1.40GHz/12MBキャッシュ
HP Integrity rx4640
最大4プロセッサー(8コア)搭載可能。高さ:4U。対応CPU:デュアルコアItanium2 9050-1.60GHz/24MBキャッシュ、9040-1.60GHz/18MBキャッシュ
HP Integrity rx2640
最大2プロセッサー(4コア)搭載可能。高さ:2U。対応CPU:デュアルコアItanium2 9040-1.60GHz(400MHz FSB)/18MBキャッシュ、9015-1.40GHz/12MBキャッシュ
HP Integrity rx6600(新製品)
最大4プロセッサー(8コア)搭載可能。高さ:7U。対応CPU:デュアルコアItanium2 9050-1.60GHz/24MBキャッシュ、9040-1.60GHz/18MBキャッシュ、9020-1.42GHz/12MBキャッシュ
HP Integrity rx3600(新製品)
最大2プロセッサー(4コア)搭載可能。高さ:4U。対応CPU:デュアルコアItanium2 9040-1.60GHz(400MHz FSB)/18MBキャッシュ、9020-1.42GHz/12MBキャッシュ
デュアルコアItanium2に対応したサーバー製品ラインナップ
デュアルコアItanium2に対応したサーバー製品ラインナップ

同社は独自開発チップセット“sx2000”を搭載するサーバー製品SuperdomeとIntegrity rx8640/7640と、“zx1”チップセット搭載のIntegrity rx4640/2640で、シングルコアのItanium2対応サーバーを供給していた。これらのサーバー製品は登場時点では未発表だったデュアルコアItanium2と、次世代版である“Montvale”(モントベール)への対応を表明しており、デュアルコアItanium2の登場を受けて対応CPUを更新して新製品となった。CPUがデュアルコア化されたことによって、同数のプロセッサーを使用する同一筐体で約2倍のパフォーマンス向上を実現するという。

Itanium2のデュアルコア化によるパフォーマンス向上の例
Itanium2のデュアルコア化によるパフォーマンス向上の例

新製品であるIntegrity rx6600とrx3600は、エントリーサーバーに位置づけられる製品で、新たにエントリーサーバー向けチップセット“zx2”を搭載。rx3600では4Uサイズ(17.3cm)の筐体に最大2プロセッサー(4コア)を、rx6600では7Uサイズ(31.15cm)の筐体に最大4プロセッサー(8コア)のデュアルコアItanium2を搭載可能である。

zx2チップセットは“ハイエンドサーバーの信頼性をエントリーサーバーに”もたらすというコンセプトのチップセットで、2つのメモリーチップに障害が発生しても運用を継続可能な“メモリダブルチップスペアリング”機能や、PCIバスのECC保護などの機能を備えている。またzx1と比較してシステムバス(FSB)帯域幅の向上、メモリー帯域幅向上、PCI-X 2.0(mode2)とPCI-Express対応(製品のPCI Expressアップグレード対応は2006年末予定)などの新しい特徴を備える。

zx2チップセットを搭載したサーバーのブロックダイアグラム
zx2チップセットを搭載したサーバーのブロックダイアグラム

rx3600とrx6600は、ストレージとしてシリアルアタッチドSCSI(SAS)対応の2.5インチHDDを内蔵可能である。rx3600は最大8台、rx6600は最大16台を内蔵可能で、HDDはホットプラグが可能である。メモリーはrx3600がECC対応DDR2-400を最大48GB、rx6600が同DDR2-533を最大96GBまで搭載可能。10/100/1000BASE-Tを2ポート備えるほか、管理用の100BASE-Tも1ポート備える。

『HP Integrity rx3600』とその内部。右手前に突出しているのは2.5インチSAS HDD
『HP Integrity rx3600』とその内部。右手前に突出しているのは2.5インチSAS HDD

HPのリモート管理機能“iLO2”(Integrated Lights Out2)に対応しており、ウェブブラウザーを利用した遠隔管理が可能である。対応OSはHP-UX11i v2のほか、Red Hat Enterprise Linux ES/Red Hat Enterprise Linux AS、Windows Server 2003 Enterprise Editionなど。

最小構成価格(※1)は、rx3600が240万500円(税別)、rx6600が373万6000円(税別)。またサーバーシステムにCPUとOS、主要コンポーネントを搭載した“HP Integrity QuickValue”シリーズの場合、“rx3600バンドル”(デュアルコアItanium2 9020×1、メモリー2GB、73GB HDD×2、DVDドライブ、HP-UX11iプレインストール)が160万円(税別)、“rx2620バンドル”(デュアルコアItanium2 9015×1、ほかはrx3600バンドル同様)が110万円(税別)とされている。

※1 デュアルコアItanium2 9020-1.42GHz/12MB、2GBメモリー、36GB HDD×1、内蔵RAIDコントローラー、DVD-ROMドライブ、ラックマウントキット

(編集部 小西利明)


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