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サンヨー、高感度対応で静止画の手ぶれ補正にも対応したXactiの新モデル“DMX-CG6”を発表

2006年09月25日 17時50分更新

文● 編集部 西村賢

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三洋電機(株)は25日、MPEG-4対応の動画デジカメ、Xactiシリーズに新モデル『DMX-CG6』を追加し、11月下旬に発売すると発表した。新たに静止画での手ぶれ補正に対応したほか、撮影感度が高くなり、ムービー、静止画ともより暗い場所での撮影が可能になった。ボディーカラーはシルバー、ネイビー、ピンクの3色で市場予想価格は5万円前後。

DMX-CG6
コンパクトサイズ
従来どおり手のひらに収まるコンパクトサイズ

DMX-CG6はDMX-C5の後継機種で、有効画素数は約508万画素から600万画素へとアップしている。液晶も従来の2インチから2.5インチにサイズアップしているが、本体サイズはC5とほぼ同等の幅68×奥行き35×高さ100mm、重量は149g。

これまで動画撮影については手ぶれ補正機能をもっていたが、今回新たに静止画でも電子式の手ぶれ補正機能を搭載。動画ではフレームの差分データから動きを検知して補正する方式だったが、C6では内蔵のジャイロスコープで加速度を検知する方式を追加した。補正能力は絞りで1.5~2段分。手ぶれは撮影時には自動で補正されず、画像データに加速度の情報が保存される。このデータをもとに、撮影済みデータの再生中にユーザーが明示的に手ぶれ補正を行なう。

動画、静止画とも高感度撮影が強化され、静止画ではISO1600に対応。動画では最低被写体照度2ルクスと、ろうそくの明かり程度でも撮影が可能となった。

手ぶれ補正効果のサンプル 従来機との比較サンプル
手ぶれ補正効果のサンプル暗所での撮影。従来機との比較サンプル

静止画の記録画素数は3680×2760~640×480ドット(1000万画素は画素補間による)。動画の記録モードは640×480ドット(30fps、3Mbps/2Mbps)、320×240ドット(30fps/15fps)、176×144ドット(15fps)。記録メディアとしてSDHCに対応し、4GBのSDHCメモリーカードを利用した場合、640×480ドット、30fps、2Mbpsの標準画質で約4時間の撮影が可能。

本体写真1 操作パネル 記録メディア
C5に比べて若干丸みが戻ったCG6操作パネル。従来どおりモードの切り替えなしに動画と静止画の両方を撮影できる記録メディアはSDカード。SDHCにも対応
USBポート 液晶パネル 手ぶれ補正機能
今回新たにUSBポートからの充電にも対応液晶パネルを折りたたんだところ。2インチから2.5インチにサイズアップしている手ぶれ補正は再生時にメニューから明示的に行なう

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