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ソニー、ノイズキャンセラー内蔵型など新“ウォークマンS”とHDDコンポ“ネットジューク”の新製品を発表!


2006年10月12日

ノイズキャンセラー内蔵の新ウォークマン登場

ノイズキャンセラーを本体に内蔵した“ウォークマン NW-S700F”シリーズ。メモリー容量は1〜4GB
ノイズキャンセラーを本体に内蔵した“ウォークマン NW-S700F”シリーズ。メモリー容量は1〜4GB
SHIBUYA-AXでの発表会で披露された新ウォークマンS
SHIBUYA-AXでの発表会で披露された新ウォークマンS

ソニー(株)は12日、ノイズキャンセラー機能など複数の高音質化機能を内蔵した携帯型オーディオプレーヤー“ウォークマン NW-S700F”“NW-S600”シリーズと、インターネットからの音楽ダウンロード機能を備えるHDDコンポ“ネットジューク(NETJUKE)”の新製品を発表した。価格は全機種オープンプライス。

ステージ上で披露されたネットジュークとウォークマンSの新製品群。ネットジュークは3製品、ウォークマンSは6製品(直販限定含む)が発売される
ステージ上で披露されたネットジュークとウォークマンSの新製品群。ネットジュークは3製品、ウォークマンSは6製品(直販限定含む)が発売される

東京渋谷のライブハウス“SHIBUYA-AX”で開催された製品発表会では、ソニーマーケティング(株)取締役 執行役常務の鹿野清氏が新製品のコンセプトを説明。新ウォークマンとネットジュークを組み合わせることで実現する、“パソコンレス音楽スタイル”を新しい楽しみ方として提案したいとした。

ウォークマン NW-S700F/S600

NW-S605/S603。ノイズキャンセラーやFMチューナーを省いたスタンダードモデル
NW-S605/S603。ノイズキャンセラーやFMチューナーを省いたスタンダードモデル

新ウォークマンSシリーズは、“いい音で音楽を楽しむ”を追求し、高音質化機能に重点を置いた携帯型オーディオプレーヤーである。記憶媒体には内蔵のフラッシュメモリーを使用し、容量はS600シリーズが1〜2GB、S700シリーズは加えて4GBをラインナップする。

NW-S706F、S705F、S703F
容量:4GB、2GB、1GB
カラー:ブラック、バイオレット、ゴールド、ピンク
予想実売価格:2万9000円前後、2万3000円前後、1万8000円前後
発売日:10月21日
NW-S605、S603
容量:2GB、1GB
カラー:ブラック、ブルー、ピンク
予想実売価格:2万円前後、1万5000円前後
発売日:11月18日
共通仕様
サイズ(W×D×H):88.1×17.0×27.4mm/重量:約47g
USB 2.0接続/USBバスパワー充電/バッテリー持続時間:最長約50時間

“クリアオーディオテクノロジー”と称する高音質化のための機能は4点ある。まずS700シリーズは本体内にノイズキャンセラー機能を内蔵(S600はなし)。付属のステレオヘッドホンに内蔵されたマイクで周囲の音を拾い、逆位相の音を再生音にミックスすることで、周囲の騒音を約4分の1に低減する。付属ヘッドホンには、業務用のモニターヘッドホン『MDR-EX90SL』に使用される13.5mmのドライバーユニットを内蔵。耳に深く挿入できるデザインも採用し、優れた音質での再生を実現する。

S700Fシリーズ付属のヘッドホン。ノイズキャンセラー用のマイク穴が見える
S700Fシリーズ付属のヘッドホン。ノイズキャンセラー用のマイク穴が見える
ヘッドホンを装着したイメージ図。大型のドライバーと深く密着する装着部を備える
ヘッドホンを装着したイメージ図。大型のドライバーと深く密着する装着部を備える

そのほかにも左右のステレオ音声の混在を抑制する“クリアステレオ”、低音の歪みを抑制してクリアな低音再生を実現する“クリアベース”などの高音質化機能を備えている。またS700シリーズにはFMラジオチューナー機能も内蔵されている。

本体のデザインは、既存のウォークマンEやフラッシュメモリー型ウォークマンAと似た形状をしているが、片手操作がしやすい“ジョグシャトル”(回転はしない)や手に馴染む曲線的なデザインなどで、外観の美しさと使いやすさを兼ね備えている。ディスプレー部には“高輝度カラー有機ELディスプレイ”を内蔵。文字表示は3桁表示に対応し、CDジャケット画像をカラーで表示可能である。

液晶ディスプレーと再生ボタンなど。ディスプレーの表示は明るく、小さなジャケット画像も鮮明に見える
液晶ディスプレーと再生ボタンなど。ディスプレーの表示は明るく、小さなジャケット画像も鮮明に見える

パソコンとの接続はUSB 2.0を使用し、充電もUSB経由のバスパワー充電で行なう。駆動時間は最長約50時間。ウォークマンEで好評の“3分充電→3時間再生”の高速充電機能も継承している。満充電までの時間は約120分。

Windows用ソフト“SonicStage CP”が付属し、同ソフトを使用してMP3/WMA/AAC/ATRAC(3/3plus)/ATRAC Advanced Lossless/リニアPCMなど、多彩なフォーマットの音楽データの転送が可能である。著作権保護されたWMAやAACは再生できない。

ソニースタイル限定モデル『NW-S706F/T』。シックで高級感溢れるカラーリング
ソニースタイル限定モデル『NW-S706F/T』。シックで高級感溢れるカラーリング

店頭モデルに加えて、ソニースタイル・ジャパン(株)の直販サイト“ソニースタイル”では、S700Fシリーズの限定仕様として、『NW-S706F/T』を販売する。ダイキャストのフレーム部にはクロム塗装を施し、黒檀をイメージした“エボニーブラウン”のカラーリングで、高級感を醸し出している。価格は3万800円で、12日より先行予約販売を開始している(商品の届け開始日は21日)。

なお同日発表されたウォークマン向けオプション類については、次ページにて紹介する。


ネットジューク NAS-M90HD/M70HD/D50HD

HDDコンポでは最大級の250GB HDDを搭載するネットジュークの最上位機種『NAS-M90HD』
HDDコンポでは最大級の250GB HDDを搭載するネットジュークの最上位機種『NAS-M90HD』

HDDコンポ“ネットジューク”シリーズは、3機種の新製品が発売された。

NAS-M90HD
容量:250GB
対応メディア:CD、MD、メモリースティック デュオ、ラジオ/カラー:ブラック
予想実売価格:10万円前後
発売日:11月18日
NAS-M70HD
容量:80GB
対応メディア:CD、MD、メモリースティック デュオ、ラジオ/カラー:シルバー
予想実売価格:8万円前後
発売日:10月21日
NAS-D50HD
容量:80GB
対応メディア:CD、ラジオ/カラー:ホワイト、シルバー
予想実売価格:6万5000円前後
発売日:10月21日
80GB HDDを搭載する低価格モデル『NAS-D50HD』のホワイトモデル
80GB HDDを搭載する低価格モデル『NAS-D50HD』のホワイトモデル

ネットジュークの新製品は、80GBまたは250GBのHDDを内蔵し、CDやMDから内蔵HDDに音楽を取り込めるHDDコンポである。録音時のフォーマットはMP3、ATRAC、リニアPCMから選択可能。80GB HDDでは最大3400時間、250GB HDDでは最大1万1100時間の録音が可能である(ATRAC 48kbps時)。

HDDに取り込んだ曲を波形解析して分類し、曲名や歌手などの楽曲データを割り当てる“タイトル自動取得機能”も備える。HDD内には約35万アルバム分の曲データが保存されているほか、背面LAN端子(10/100BASE-TX)経由でインターネットに接続されていれば、新譜のデータなどをネット経由で取得することも可能。

アンプ部には同社のデジタルアンプ“S-Master”を搭載し、フルデジタル処理による高音質を実現している。

有料音楽ダウンロードサービス“エニーミュージック”に対応しており、内蔵液晶ディスプレー(4.3インチ)を見ながら付属リモコンを使い、音楽をダウンロードして取り込んだり、CDの購入も可能となっている。

別売りのウォークマン専用スタンドを装着すれば、ネットジュークとウォークマンを簡単に装着できる。写真の本体は『NAS-M70HD』
別売りのウォークマン専用スタンドを装着すれば、ネットジュークとウォークマンを簡単に装着できる。写真の本体は『NAS-M70HD』

前面と背面にUSB端子を計2ポート搭載しており、USB経由で接続したウォークマンSなどに、HDD内の楽曲を転送できる。ジャケット写真のデータがある曲なら、写真も同時に転送可能だ。メモリースティック デュオに対応するM90HD、M70HDでは、楽曲をメモリースティック デュオに転送して、PSPや携帯電話機で楽しむこともできる。

そのほかにも、曲を解析して25の“チャンネル”に分類し、時間帯や気分に合わせた曲を選んで再生する“おまかせチャンネル”機能なども備える。

ウォークマン用オプションも多数発表

S700F/S600専用/対応のオプション類も多数発表された。数が多いので興味深い物を紹介する。

S700Fに接続したオーディオトランスミッター『WLA-NWB1』。本体からの電源供給で動作するので、バッテリーは不要
S700Fに接続した専用オーディオトランスミッター『WLA-NWB1』。本体からの電源供給で動作するので、バッテリーは不要
ワイヤレスヘッドセット『DR-BT20NX』。四角いユニット内にリチウムイオン充電池を内蔵する
ワイヤレスヘッドセット『DR-BT20NX』。四角いユニット内にリチウムイオン充電池を内蔵する

Bluetoothに対応したワイヤレス機器が6種類も発表された。オーディオトランスミッター『WLA-NWB1』はS700F/S600専用のオプションで、S700F/S600のUSB端子に接続するBluetoothトランスミッターである。別売りのワイヤレスステレオヘッドセット『DR-BT20NX』やワイヤレススピーカー『SRS-BTM30』と組み合わせて、ウォークマンS内の音楽をワイヤレス伝送で再生できる。またBluetoothに対応していないオーディオ機器をワイヤレス伝送するための、ポータブルトランスミッター『TMR-BT10』やワイヤレスオーディオアダプター『HWS-BTA2W』も発表された。オーディオ機器の音声出力などと接続して、音楽をBluetoothでワイヤレス伝送する。

そのほかのS700F/S600の専用アクセサリーとしては、クレードルやスタンドが発表された。写真のクレードルオーディオ『CPF-NW001』は、S-Masterデジタルアンプを内蔵したアンプ内蔵スピーカー。付属リモコンでの操作が可能。

クレードルオーディオ『CPF-NW001』。S700F/S600を直接接続できる
クレードルオーディオ『CPF-NW001』。S700F/S600を直接接続できる

録音用ケーブル『WMC-NWR1』は、S700F/S600をオーディオ機器の音声出力と接続して、音楽を直接録音可能とするケーブル。直接録音可能なフォーマットは、ATRAC3PlusとリニアPCM。直接録音した音楽は、SonicStage CP経由でパソコン側に取り込むことも可能となっている。

専用ケース類もさまざまなものが発表された。写真は本革のレザーケース『CKL-NWS700』
専用ケース類もさまざまなものが発表された。写真は本革のレザーケース『CKL-NWS700』

(編集部 小西利明)




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