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富士通、企業向けパソコン“FMV-LIFEBOOK”のラインアップを一新


2006年10月13日

富士通(株)は13日、企業向けノートパソコン“FMV-LIFEBOOK”シリーズのラインアップを一新。23機種を新たに発表した。

LIFEBOOK QとSSD
LIFEBOOK QとSSD。側面から見ると非常に薄型

既報の通り、フラッシュメモリーディスク(SSD)と自動暗号化機能付きHDDの選択が可能なモバイルノートパソコンが追加された。また、A4ハイスペック機の“FMV-LIFEBOOK E”シリーズをフルモデルチェンジ。15.4インチワイド液晶パネル採用で、重さ約2.3kg(光学式ドライブ非搭載時)、最薄部28.2mmの“オフィス内モバイルパソコン”として新たな提案を行なっている。

SSDの特徴
HDD暗号化の仕組み
フラッシュメモリーディスクの特徴(左)と自動暗号化機能付きHDDの特徴(右)をまとめたスライド


新しいタイプの記録装置に対応したモバイルシリーズ

LIFEBOOK QシリーズとBシリーズに関しては、基本的にマイナーチェンジという位置付けで、従来機種の特徴を継承しつつ、カスタムメイド(BTO)オプションの追加や基本仕様の底上げが行なわれている。SSDの搭載に関しては、高速化、低消費電力化、耐衝撃性の向上、軽量化の4点がポイント。特に読み出し速度の向上による高速化は魅力的で、FMV-B8230でWindows XP Home Editionを起動した場合、HDDの32秒54から、18秒93と大幅に時間短縮が図れるという。

LIFEBOOK Q
LIFEBOOK Q

LIFEBOOK Qシリーズは、1モデル(FMV-Q8230)をベースモデルとして用意する。CPUに超低電圧版のCore Solo U1400-1.2GHzを搭載するなど、基本仕様は4月に発表されたモデル(FMV-Q8220)を継承している。12.1インチワイドXGA(1280×800ドット)液晶パネル、512MBメモリー、20GBのHDD、Gigabit Ethernet、セキュリティーチップ、指紋センサーなどを搭載した構成で、価格は23万4000円(11月上旬出荷)。16GBのSSD搭載時で31万4000円(11月下旬出荷)。

本体サイズは幅297×奥行き219×高さ19.9mm(最薄部18.2mm)で、重量は約985g(最軽量時)。標準バッテリーを利用した場合のバッテリー駆動時間は2時間。標準添付の大容量バッテリーパックを利用した場合は9時間30分。SSDを利用するとバッテリー駆動時間が約30分増える(いずれもJEITA測定基準)。

LIFEBOOK B
LIFEBOOK B

LIFEBOOK Bシリーズには、超低電圧版のCore Solo U1400-1.2GHzと超低電圧版のCeleron M 423-1.06GHzを搭載した2つのベースモデルがある。Core Solo搭載の上位機は、12.1インチXGA(1024×768ドット)液晶パネル、512MBメモリー、20GB HDD(1.8インチの軽量タイプ)、Gigabit Ethernet、セキュリティーボタン(※1)、セキュリティーチップ、指紋センサーなどを搭載し、20万8000円(10月下旬出荷)。Celeron M搭載の下位機は、HDDが40GB(2.5インチの標準タイプ)となり、17万3000円(10月下旬出荷)。

暗号化機能付きHDDを搭載した場合の価格は1万5000円、16GBのSDDを搭載した場合は8万円それぞれ上乗せされる(ともに11月下旬出荷)。Celeronモデルではタッチパネル付きの液晶ディスプレーを選択することも可能。

標準モデルの本体サイズは、幅268×奥行き229×高さ31.2mm。重量は約1.9kg(Core Soloモデル)/約1.25kg(Celeronモデル)。標準バッテリーでの駆動時間は約5.7時間(Core Soloモデル)/約4.7時間(Celeronモデル)。Core Soloモデルで大容量バッテリーを使用した場合は、最大9時間の使用が可能。SSDを利用すると約0.25時間増える(いずれもJEITA測定基準)。

※1 設定した任意のボタンを押すまで、電源を入れることができない認証用のボタン



社内モバイルをコンセプトにしたLIFEBOOK E

フルモデルチェンジを果たした“FMV-LIFEBOOK E”に関しては、液晶ディスプレーが15.4インチのワイドタイプとなった。解像度はワイドSXGA+(1680×1050ドット)とワイドXGA(1280×800ドット)の2種類が選べる。筐体に関しても、幅360×奥行き259×高さ34.5mm(最薄部28.2mm)と、このサイズの2スピンドル機としては薄型にし、会議室間の移動などで手軽に持ち運べるようにした。本体重量はCD-ROMドライブ搭載時で2.5kg。ウェイトセーバーを利用した場合は2.3kg。

LIFEBOOK E
LIFEBOOK E。企業向けパソコンでも採用が進んでいる15.4インチワイドパネルを使用している

基本モデルとしては4モデルがあり、上位3モデルはCore 2 Duo、下位1モデルはCeleron Mを搭載する。15.4インチのワイドXGAパネル、512MBメモリー、40GBのHDD、24倍速CD-ROM、Gigabit Ethernet、セキュリティーボタン、セキュリティーチップ、スマートカードスロットなどを搭載した基本構成で、CPUをCeleron M 410-1.46GHzにした場合は18万8000円。Core 2 Duo T7600-2.33GHzにした場合は31万1000円(いずれも11月上旬出荷)。パネルをワイドSXGA+に変更すると6000円がプラスになる。


LIFEBOOK E。2スピンドルで大型液晶を搭載するが、比較的薄型の筐体となっている

バッテリー寿命に関しては、標準バッテリー使用時で約2.5時間(Celeron Mモデル)/3.8時間(Core 2 Duoモデル)。オプションの大容量バッテリーを使用した場合で、約3.5時間(Celeron Mモデル)/4.8時間(Core 2 Duoモデル)。ベイ内蔵タイプの拡張バッテリーも用意しており、大容量バッテリーとの併用時で最大7.5時間の駆動が可能(Core 2 Duoモデル)。



Core 2 Duo搭載機も拡充

このほかの特徴としては、A4サイズの全シリーズ(FMV-LIFEBOOK H、E、C)で、Core 2 Duo搭載モデルをラインアップした点が挙げられる。14.1インチまたは13.3インチの液晶パネルを搭載するモバイル機“FMV-LIFEBOOK Sシリーズ”でもCore Duoプロセッサー搭載機が増加(1機種から3機種)するなど、全体的な底上げが行なわれている。


タブレットPCのPシリーズの新モデル(写真左、FMV-P8230)は、コンシューマー向けのLOOX P同様、半透過型TFT液晶パネルを搭載している

いずれも富士通の直販サイト“WEB MART”などを通じて販売が開始されており、10月中旬から順次出荷される予定だ。

(編集部 小林久)


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