このページの本文へ

シャープ、miniSDカードスロットを搭載した薄型デジタルオーディオプレーヤー『MP-E300』など2機種を発売

2006年11月09日 22時58分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

シャープ(株)は9日、内蔵メモリーのほか、市販のminiSDカードも利用できる厚さが約7.9mmの薄型デジタルオーディオプレーヤーとして、メモリー容量が512MBの『MP-E200』を24日に、1GBの『MP-E300』を30日に発売すると発表した。編集部による予想販売価格は、『MP-E200』が1万6000円前後、『MP-E300』が2万1000円前後。

『MP-E200』『MP-E300』
『MP-E200』『MP-E300』。左からシルバー/ブラック/カッパー

『MP-E200』『MP-E300』は、2月に発表された『MP-B200』『MP-B300』の後継機種。月額定額制方式(サブスクリプション)による音楽配信サービス“Napster/ナップスター”(“Napster To Go”サービス対応認定)や、マイクロソフトのデジタルコンテンツ向け著作権保護技術“Windows Media Digital Rights Management 10”(WM DRM10)に対応したのが特徴。miniSDカードスロットを搭載しており、本体内蔵メモリーの空き容量がなくなった場合に市販のminiSDカードに録音したり、内蔵メモリーのデータをminiSDカードに転送したりできる。本体のサイズ/重量は幅49×奥行き7.9×高さ87.6mm/62g(充電池含む)で、従来機種よりも薄型/軽量化が図られている。金属の質感をイメージしたというメタル調のデザインを新たに採用。対応音楽ファイル形式は、WMA(32k~192kbps、DRM対応)/MP3(8k~320kbps、VBR対応)に加えて、AAC(32k~320kbps)も追加された。“ボイスレコーダー”(MP3)やFMチューナー(76.0M~90.0MHz)に加え、FMトランスミッター(85.1M~88.9MHz、0.2MHz間隔)の機能も搭載している。

録音/転送の流れ
録音/転送の流れ

音楽配信サイトからダウンロードしたコンテンツや音楽CDの楽曲などをパソコンからUSB経由で転送できるほか、付属の“LINE-INケーブル”を利用してオーディオ機器から直接録音する“ダイレクト録音機能”を搭載する。音楽CDからの録音をサポートするアプリケーションとして、パソコンに音楽CDをセットして本体を接続すれば自動的に音楽データを転送するソフト『音楽CDデータ転送ソフト』(Windows XP用)が付属する。聴きたい曲を設定してお気に入り再生する“プログラム再生機能”や、音質が変更できる“イコライザー機能”、“再生速度設定機能”(50/90/100/110/150/200パーセント)などを利用できる。

電源はリチウムポリマー充電池を内蔵し、最大で約24時間(MP3)/約14時間(WMA)の連続再生が行なえる。FMトランスミッター利用時は最大で約14時間(MP3)となる。連続録音時間は最大で約20時間(MP-E300)/10時間(MP-E200)。充電は付属のACアダプターまたはUSBバスパワーで行なう。インターフェースはUSB 2.0/1.1。対応OSはWindows XP Professional SP2/Home Edition SP2。対応機種はPC/AT互換機。ヘッドホン端子(2.5mm径)、LINE-IN端子(付属ケーブル用専用コネクター)、ACアダプター端子も装備する。本体カラーには、それぞれシルバー/ブラック/カッパーの3色をラインアップする。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン