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米アップルコンピュータのリチャード・ケリス氏がiLife'05をアピール――HDをサポートしたのはビッグニュースだ


2005年1月21日
プロ アプリケーション マーケティング シニアディレクターのリチャード・ケリス(Richard Kerris)氏
プロ アプリケーション マーケティング シニアディレクターのリチャード・ケリス(Richard Kerris)氏

米アップルコンピュータ社は、“Macworld Expo 2005”にてマルチメディアアプリケーションスイート『iLife'05』やビジネスアプリケーションスイート『iWork'05』を発表したが、国内ではASCII24編集部に対しプロ アプリケーション マーケティング シニアディレクターのリチャード・ケリス(Richard Kerris)氏がデモを行ない、簡単なインタビューに答えた。

iLife'05はデジタルカメラ画像編集ソフト 『iPhoto 5』、ビデオ編集ソフト 『iMovie HD』、DVDオーサリングソフト『iDVD 5』、マルチトラック対応音楽録音・編集ソフト 『Garageband 2』、ジュークボックスソフト『iTunes 4.7.1』から構成されるスイートだ。

iPhoto 5ではRAWデータがサポートされたことが大きいが、氏は輝度やコントラストなど画像調整用の専用ウィンドウを開きながらインタラクティブな形で写真を調整することができる点を紹介。「iPhotoのエディティングのなかで特に重要なフィーチャーはノンディストラクティドと呼ぶ操作性だ。写真は調整して変更を加えたとしても簡単にオリジナルに戻すことができる。他の製品の場合は、いったん写真に変更を加えてしまうとそれで終わりだが、iPhotoの場合は、例えば数ヵ月後にオリジナルの状態をコールバックすることができる」とアピールした。

また、基調講演でも同社のCEOスティーブ・ジョブズ(Steave Jobs)氏がアピールしていた部分だが、氏も「ここが私のお気に入り」といいながら、ガイドラインを表示して斜めになっている写真を直す機能のデモも行なった。さらに写真の整理に関しては、カレンダー表示から撮影した日・月・年で目的の写真が探せるようになている点が強調された。氏によるとキーワードで検索することも可能だという。



iPhotoはジュークボックスソフトiTunesとの連携も図られており、その可能性をアピールするリチャード・ケリス氏
iPhotoはジュークボックスソフトiTunesとの連携も図られており、その可能性をアピールするリチャード・ケリス氏

iPhotoはジュークボックスソフトのiTunesとの連携も図られている。「写真を選択し、スライドショーを付けるのが簡単にできるが、iTunesのミュージックライブラリーから音楽をひっぱってくることができる。また、これを使ってウィンドウ上でストップ、ポーズといったコントロールができる」として、さまざまな可能性が秘められているすばらしい製品だとコメントした。

写真とテンプレートを利用して写真集を製本するサービスも行なっているが、製本の形状として、今回はミニサイズも用意されている。「ブック(写真集)でかなり成功したが、もっと違ったものがほしいという声もあった。結婚式の会場などにはこのサイズのものがあればもっと費用対効果が高いという声もわれわれのところに届いていた」と製本のサイズにミニサイズを加えた理由を説明した。

なお、iLife‘05のなかで氏はiMovie HDについても強調し、「今回はかなり機能拡張に力を入れた。ビデオの作成のスピードアップも図ったし、トランジションも、サウンドのエフェクトも大幅にアップしている」と話した。しかし、何よりも大きいのがHDをサポートした点だ。「HDをサポートしたのはビッグニュースだ。来年にはHD対応のテレビの発売台数は日本で倍になるだろう。2005年は家庭におけるHD元年だと位置づけている」とアピールした。

DVDオーサリングソフト
DVDオーサリングソフト『iDVD 5』

『iWork'05』はプレゼンテーションソフト『Keynote 2』とワープロソフト『Pages』で構成されるスイートだ。このうちPagesは今回が初登場の製品となり、氏は「AppleWorksの後継だが、いろいろと機能が拡張されている。28以上の日本語テンプレートが用意されている。これを使えば美しいドキュメントをつくることができる」としてレポートやニュースレターなどの事例を紹介。WordやPDFとの互換性がサポートされている点をデモした。

(編集部 小板謙次)


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