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【INTERVIEW】見えない部分に開発者のこだわりがある──『Nikon D80』の開発者に聞く


2006年11月7日

撮る楽しさ、所有する喜びをアピールしたい

エントリーから中級クラスのユーザーをターゲットにした各社のデジタル一眼レフ製品を取り上げる連続インタビュー。3社目はニコンだ。同社が9月に発売した『Nikon D80』は、昨年12月に発売され、ヒット作となったハイアマチュア機『Nikon D200』の機能を積極的に取り入れた製品となっている。今回は“撮る楽しさ”の実現にこだわったというD80の開発陣にお話をうかがった。

開発陣
お話をうかがった(株)ニコン映像カンパニー開発部第一設計部主幹の若林勤氏(右)と同マーケティング本部第一マーケティング部副主幹の中村良夫氏


Nikon D80の魅力を知るには、手にとってみるのが一番だ

まず冒頭で強調したいのは、D80の持ち味が何かを感じ取りたかったら、やはり店頭で実機に触れてほしいということだ。広報写真やカタログスペックだけを見ると、取り立てて派手な機能を搭載していないようにも感じるD80だが、実際の操作感に関係してくる光学系やメカの完成度に関しては、ワンクラス上といってもいいコストがかけられており、かなり高品位なつくりである。

例えば、クラス最大をうたう高倍率ファインダーや、レリーズを押した際のキレのいいシャッター音、エンジニアリングプラスチック製ながら金属を思わせる質感のある“レザートーン塗装”の感触などは、他社製品とは一味違った一眼レフらしい風格を感じさせる。これらは、撮影の満足感や所有感といった部分に大きく影響してくるポイントでもあり、機能面でのサポートや画質の良さだけでは得られない“何度もシャッターを切りたくなる”気持ちを喚起させる。これがD80の最大の特徴だと筆者は考えている。

Nikon D80
Nikon D80。

これらのうち特に注目したいのがファインダーである。レンズ込み10万円程度のエントリーから中級クラスの製品では、低コストなペンタダハミラーを搭載するのが一般的だが、D80ではガラスのペンタプリズムと接眼レンズを使用。0.94倍と高倍率なフレーミングしやすいファインダーとした。設計担当の若林氏は以下のように話す。

[若林] 過去に発売した『Nikon D70』や『Nikon D70s』に対するフィードバックを見ると、カメラの性能にはおおむね満足していただけたようです。しかし、いくつかの改善要望もありました。最も多かったのがファインダーを大きく見やすくしてほしいというものです。この点に関しては、先行発売したD200で優れたファインダーを開発できました。せっかくできたいいファインダーなので、多少無理をしてでも搭載して、このカメラの特徴としようと考えたのです。

ペンタプリズムはカメラのコスト全体でも大きな割合を占めるが、「“見る”という動作は、一眼レフの中でも最も基本的かつ重要な動作であり、この点で妥協するとせっかくのいいレンズやいい撮像素子の持ち味も半減してしまう」と若林氏は言う。ファインダーの部品は上位のD200と共通化した。



撮影機会を増やす、そのためのサイズ設定

一方、商品開発担当の中村氏は「撮影機会を増やすこと」が、D80のコンセプトであったと話す。

中村氏
商品企画を担当した中村氏。企画から販売までの商品全体のまとめも担当している

D80はニコンのラインアップの中では、初〜中級機のD70sとハイアマからプロまで使うD200の中間に位置付けられている。ターゲットは“写真好きな層”。「写真好きであると同時にメカそのものにも興味があるD200とは若干異なるカテゴリーになる」という。

[中村] もちろん“写真好きな方”がメカにこだわらないという意味ではありません。D80に関しては、撮影機会を多くして、シャッターを切る回数を増やせるようにしたいと考えました。そのためには、小さくて軽く、価格もリーズナブルでなければならない。写真好きの方がこだわる画質の部分であるとか、操作性の良さ、ファインダーの見やすさなどを追求した製品であると考えております。

[若林] 小型軽量でありながら、握りやすいグリップを採用したのもこだわった部分です。アクセサリー類や装着されるレンズ、バッテリーパックなどとのバランスも考え、その中でできるだけ小さく、握りやすくするように心がけました。また、見た目の部分は“高級感”、仕上がりの良さも感じていただけると思います。塗装もそうですし、ペンタ部にある“Nikon”ロゴの凹部に色入れをしています。手に持つとしっくりくる。そんな楽しさやうれしさにこだわって開発しました。

また、細かな話となるが、背面の液晶パネルにカバーを付けた点。これもニコンならではのこだわりだという。本来は画像確認時に外すものだが、実際には装着された状態で利用されている場合が多く、カバーを付けた状態でも絵の確認ができるようにしている。





D200との性能差はもちろんあるが、写りには自信がある

D80は、CCDの画素数や画素数やファインダーなど、上位のD200に迫るスペックを持っている。ただし、小型サイズの実現をするため、D200と差別化された部分は当然ある。そのひとつが高速性。D80のCCDは2チャンネル読み出しで、D200の4チャンネル読み出しに比べると速度で譲る面がある。また、防塵性や防水性、システムとしての発展性なども差別化される要因である。

若林氏
設計担当の若林氏。メカを中心にカメラ全体のまとめを担当している。過去にはD100の開発なども担当した

[若林] D200では“ヘビーデューティー”を目指して、耐久性や堅牢性を重視しています。D200は外観カバーがより丈夫な金属となりますし、高速性に関しても、D200の毎秒5コマ、1/8000秒までのシャッター速度、シンクロ同調速度1/250秒に対して、D80は毎秒3コマ、最高1/4000秒、シンクロ同調速度1/200秒です。レリーズタイムラグに関しても、D200は約50ミリ秒、D80は約80ミリ秒、電源を入れてから最初のシャッターが切れるまでの時間も、D200の0.15秒がD80では0.18秒になっています。そういう違いがカメラの大きさ、質量、値段などに効いてきています。

ただ、肝心の“写り”に関しては、デジタルですから新しくなるぶんだけ、改善していかないといけないと考えています。例えば、画質は、2年前のD70とは違っている。4年前に出したD100とも違っているというように、年々進歩しておりますので、遅く出たぶんだけ、有利な面があると考えています。

“発展性”の面で、若干残念なのは、マニュアルフォーカスのAi-Sレンズを装着した際に内蔵の露出計が利用できない点だ。D80でもレンズの装着は可能なものの、サイズの制約から、マウント部分にレンズの絞りを認識するための機構を入れ込むことができなかったという。もちろんフルマニュアルでの撮影は可能だが、これも機能面でD200とは異なる部分となる。

[若林] こちらは小型化のほうを優先せざるを得ませんでした。古いレンズをお持ちの方にはご不便をおかけしますが、AFレンズのラインナップも揃ってきていますので、この機種ではAFレンズをお使いいただきたいと思います。ただし、フルマニュアルでも、RGBヒストグラムの活用により露出を確認していただくことは可能なので、急がない撮影であれば、そういった使い方も提案したいと思います。

速度に関しては、撮像素子の読み出し速度に対応する形で、それ以外の回路を構成した。毎秒3コマという連写速度の制限はこれによって生じたものだという。




レンズ内手ぶれ補正が最適だとニコンが考える理由

高感度撮影と光学式手ぶれ補正はいまやコンパクトデジタルカメラでは標準機能だ。ニコンは手ぶれ補正をレンズ内で行なう方式を採用しているが、ボディー内手ぶれ補正の搭載に関してどう考えているのか。また、レンズ内補正にするメリットがあるのかどうかについても聞いてみた。

若林

[若林] 当社としては、一眼レフのシステムにはレンズ側での補正が最適だと考えています。その理由は、レンズの特性に合わせた補正が可能になることと、レンズに内蔵することで、撮った絵だけでなく、ファインダーで見た像の揺れも抑えられる点が挙げられます。ファインダーをのぞいている際に、ブレない像を確認できることに加え、ブレが抑えられた像を確認しながら撮影できる。一眼レフとしては、この形態が最適と考えています。撮像素子を移動させるタイプでは、焦点距離の長いレンズで遠くを見た際に、ブレたファインダー像を確認しながらになってしまいます。このため、撮影結果を見るまでは、どの程度ぶれが抑えられたのかが分かりにくい面があると思います。

それならば、手にする人の多い標準ズームに手ぶれ補正機構が内蔵される可能性はないのだろうか。ニコンのラインナップでは焦点距離18〜200mmの高倍率ズームに手ぶれ補正(VR)を内蔵したレンズもあるが、使い勝手に優れている反面、価格もD50やD70sのボディーが買えてしまうほどの値段だ。新たに追加された『AF-S DX ズームニッコール ED 18-135mm F3.5-5.6G(IF)』に手ぶれ補正機構を搭載しなかった理由は小型軽量化を優先したためだそうだが、低価格なズームレンズへの手ぶれ補正搭載に関しても個人的な要望として出しておいた。

[若林] レンズ担当ではないので、お答えできる立場ではないのですが、安価なVRレンズが欲しいという要望があるとは聞いております。当然、当社としても対応が必要だと思います。



VR搭載レンズの例
光学式手ぶれ補正(VR機構)を搭載した『AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)』(価格11万250円)


“実はやっていた”が満載のニコン一眼レフ

機能面で競合他社と比較した場合デメリットになりそうなのが、撮像素子のほこり取りである。以前から、ニコンの一眼レフは、他社と比べると比較的ごみが写りにくいという話があったが、積極的に落とす仕組みはいまのところ搭載されていない。このあたりの影響はないのだろうか。

[若林] 今まで、積極的にはアピールしてこなかったのですが、撮像素子に付くごみに関しては、従来から相当細かい対応を行なっていますので、この場で説明させていただこうと思います。まず“ごみを出さない”という点に関しては、シャッターやミラーボックスからごみが出ないようにすることを配慮した設計を行なっています。また、シャッターユニットやミラーに関しては、部品のレベルで動作させてエージングを行なった上で、完成後にも慣らし運転を行なってから出荷するようにしています。

[──] エージングというか、ある程度減らしておいたほうがごみが出にくいということでしょうか?

[若林] もともと出にくい仕組みにはしているのですが、やはり動き始めは表面の荒さ、つまり部品にギザギザした部分があるため、ごみが出てしまう可能性がありますね。磨耗の粉が出やすい状態をユニットにした段階でなくす。こういった“なじませる”ための動作を行なったのち、組み立て後にもある程度の回数シャッターを切って、ごみを出し尽くします。

[──] それを清掃して出荷するというわけですか。

[若林] はい。ここまでがごみを出さないという部分ですね。それから付けないという部分に関しては、ローパスフィルターが帯電しないように、回路のグランドにアースして、静電気でごみを吸い付けないようにしています。それから、CCDのローパスフィルターが、前面に露出する形になるのですが、ローパスフィルターの周辺にごみを吸着するような特殊な材料を置き、ごみが周囲から寄ってきたり、いっぺん付いたものが落ちた際には再度付着しないように、くっつけて押さえ込んでしまうようにしています。

[──] これは以前の機種から採用されていた仕組みなのでしょうか?

[若林] ええ。1999年発売の『Nikon D1』から脈々と蓄積してきたノウハウに基づいています。ただ、積極的にアピール、宣伝をしてこなかった点はちょっと反省しています。今後はカタログなどに載せていこうと考えています。

[──] アピールされていなかったのはやって当然だと思っていたためなんでしょうか。

[若林] ある意味ノウハウだと、考えておりました。アピールしないことがゴミ対策を実施していないようにも受け取られて、ちょっと認識がずれていたと反省しています。

[──] もったいないですね。失礼ながら、ニコンさんらしいとも言えますが。

[若林] それから、ごみは前からだけではなく後ろから入る可能性もあるので、後方はごみ入らないように完全にシーリングしてあります。さらに、付いたごみを“写さない”という観点では、ローパスフィルターを、実際の撮像の位置から十分に離しています。このため、もしごみが付いたとしても非常に写りにくい。

[──] ニコンのカメラはごみが写りこみにくいような気がするねと話しながらきたのですが、そのあたりも理由になっているんですね。

[若林] はい。一口に離すと言ってもローパスフィルターそのものを厚くするということと、撮像素子とローパスフィルターの間にごみが入らないようにシールしながら前にずらすという2種類のアプローチがあります。ただし、ローパスフィルターがあまり厚くなりすぎると、今度は画質に影響が出てしまいますので、単に厚くするのではなく前に持ってくるという形で、写り込みを避けています。

[──] なるほど、これで謎が解けました。


“実はやっていた”がもうひとつ

高感度撮影に関しては、メニューにはISO 1600までのパラメーターしかないが、1/3段刻みで最大1段の増感が可能なため、最大でISO 3200(ISO 1600の倍)相当の撮影が可能となっている。ノイズリダクションに関しては、ISO 800までは画像処理をかけない設定が可能。それ以上では設定状況に関わらず、自動的にノイズ除去が行なわれる。

モードダイヤル
D80のモードダイヤル。コンパクト機からのステップアップも考え、代表的なシーン別撮影モードなどが用意されている

デジタルカメラでは、感度をコマ単位で自由に変えられる。最近ではこの特徴を生かした自動感度調整や、感度優先の露出モードを備えたカメラも登場している。例えば、ペンタックスが最近発表した『K10D』では、絞り/シャッター速度に加え、感度も考慮した2種類の自動露出モードが追加された。実は、この感度を考慮に入れた撮影モードはニコンも積極的に取り組んできていたと若林氏は話す。

[若林] 感度が変わって自動露出する撮影モードは、実は当社では2002年の『Nikon D100』から搭載してきた機能です。撮影モードをMにして“感度自動制御”をすると、設定したシャッター速度と絞り値で、露出適正となるように感度が変わって撮影できるようになります。これもあまりアピールしてこなかった機能なんですが、新たな露出モードでと思っております。シャッターと絞りを固定し、感度を変更することにより露出適正にする機能です。

感度自動制御は、撮影モードがマニュアルモードでは、設定したシャッター速度と絞りで最適な露出が得られない場合に、自動的に感度を調整し、適正な露出を得るモードだ。ペンタックスでは、K10Dで新たに追加された“シャッター速度&絞り優先”(TAv)に相当する。操作方法などが異なるため、一概に同じものとは言いにくい面もあるが、デジタルならではの操作感の追求という点で、両社がよく似たアプローチを取っている点は興味深い。



デジタルカメラとしての使いやすさも考えたい

商品企画を担当した中村氏は、インタビューの冒頭で“撮影機会を増やしたい”という点を筆者たちに強調していた。最後にまとめの言葉をと問いかけた筆者に対して、中村氏は以下のようなD80の楽しみ方をアピールした。

[中村] “撮る楽しみ”はもちろんなんですが、“見る楽しみ”やデジタルならではの“加工する楽しみ”といったものも体験してほしいと考えています。“見る楽しみ”“加工する楽しみ”という点では、D80は非常に画期的ではないかと思います。

まずD80では画像編集機能を加工する楽しみとして入れました。コンパクト機では、従来からも入っていた機能なんですが、撮った画像を加工するという概念は、多分一眼レフ機としては初めてではないかと。当社の場合“D-ライティング”という逆光補正機能がありますし、白黒に関しても、撮影前に設定しておかないと撮れなかったものが、撮影後に白黒に落とせるなど。要するに、その場で加工する楽しみが加わりました。

どうしてその場でやらなくちゃいけないの?っていう疑問もあると思いますが、それはやはり、撮った瞬間の感動が新鮮なうちに――目の前の被写体がその通りに撮れればいいんですけど、そうじゃない場合もありますよね。やっぱり感動を、その場で加工できれば、撮った本人にとって最高の1枚になるんじゃないかと。

“見る楽しみ”に関しては、“ピクトモーション”というスライドショー機能を持っています。テレビに接続すると、音までついた面白いスライドショーが作れる機能として楽しんでほしいと思います。この見る楽しみ、加工する楽しみを同時に味わえるという点で、強調していきたいなと思います。





ファインダー内で確認できる情報だけでも使い勝手は変わる

一方、若林氏はカタログスペックには現われない感触やフィーリング、快適な操作感をぜひとも体験してほしいと話す。

[若林] カタログスペックだけ見ると、地味な進化しか遂げていないように見えるかもしれませんが、実際に手にとっていただくと、持った感じがしっくりし、見て仕上がりがいい、ファインダーをのぞけば大きな像が見える……。ということで、まず触っていただきたいなぁというのが第一です。

インタビューの中で、若林氏はPN(ポリマーネットワーク)液晶による見やすく情報が整理されたファインダー、5000シーンものパターンでグループ分けされた構図の情報を利用して最適なAFを選ぶアルゴリズム、“オートエリアAF”の仕組みなどを紹介してくれた。

ニコンの一眼レフ機では、PN液晶を利用したことで、フォーカス位置(D80の場合11点)を黒枠であらかじめ確認できる(他社のカメラでは半押しの状態でフォーカス位置が赤く点灯するのみなのが一般的)。また、ファインダースクリーンの交換なしで格子線が表示できる点や、カードの有無、バッテリー警告などを出せるのもPN液晶ならではの機能だ。また、半押し時のAF位置の確認に関しても、同じフォーカス内であれば何点でもエリアが赤く点灯するようになっている。従来は画面の両端に人物が立ち、中央に背景があるような構図では、左または右の人物のいるエリアしか点灯しなかったが、両方点灯することで撮影時の不安感をより軽減できるという。

[若林] AFに関しては、従来は“至近優先ダイナミック”という手前側の被写体を優先する方式でした。今回は被写体をグルーピングして、主要被写体を見分ける仕組みを盛り込んでいます。5000シーンにおよぶ実写データに基づくシーン判定条件から、主要被写体を選び撮るというグルーピング手法です。また、カスタム設定に関しても“マイメニュー”では、設定を変える頻度の高いものだけを表示できるようにしています。本当に必要な項目だけしか出てこないので、どこにあったかとか迷うことなく選択ができます。


D80が登場したことによって、ニコンの一眼レフラインアップはローエンドのD50から、D70s、D80、D200と細かなニーズに対応できる4機種が揃った形になる。価格的にもD50が6万円弱、D70sが7万円台、D80が11万円台、D200が20万円程度となっており、予算にあった最適なクラスのカメラを容易に選択できる状況が整った。

ニコンの一眼レフカメラは、製品寿命の長さや初中級機といっても、妥協しない一定の水準の質感へのこだわりも特徴だ。D80のイメージキャラクターには、タレントの木村拓哉さんが起用されているが、CMではカメラの機能や絵ではなく、質感や所有感を強調した今までとは一風変わった切り口となっている。このCMからもニコンがD80で何を強調したいかが伺える。



(聞き手 小林 伸、撮影 岡田清孝、構成 編集部)




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