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三洋が東芝電池のニッケル水素電池事業を取得

2000年10月04日 21時55分更新

文● 編集部

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三洋電機(株)と(株)東芝、および東芝電池(株)の3社は4日、東芝電池のニッケル水素電池事業を東芝グループが譲渡し、三洋が取得することで基本合意したと発表した。

これは、携帯電話やノート型パソコン向けの需要増に対し、供給能力の増強とリスク管理上から生産拠点を分散化したい、ニッケル水素充電池で業界トップの三洋と、携帯電話向け分野の競争激化で事業パートナーを探していた、業界3位の東芝電池の目的が一致したため。これにより三洋は、ニッケル水素電池で世界トップの地位を盤石なものにとし、民生用小型二次電池の総合メーカーとして積極的な事業展開を進めていく。

なお、本年度中をめどに東芝電池の資産を三洋が取得し、生産拠点である東芝電池高崎工場は、三洋の生産関係会社として発足させるとしている。

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