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タカラ、インターネットから生まれた韓国のキャラクター“MashiMaro”のライセンスビジネスを展開

2001年11月06日 23時15分更新

文● 編集部 増田悦子

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(株)タカラは6日、ウェブ上のフラッシュアニメーションとして韓国で人気のあるキャラクター“MashiMaro(マシマロ)”のライセンスビジネスを展開すると発表した。原作者である韓国のキム・ゼイン(Kim JeaIn)氏を招き、都内で記者発表会を行なった。

外見のかわいらしさとはうらはらに、アニメーションの中では衝動的な行動をとる
外見のかわいらしさとはうらはらに、アニメーションの中では衝動的な行動をとる
“スッポン”(トイレ用通水カップ)を使って、突拍子もない行動にでる“スッポン”(トイレ用通水カップ)を使って、突拍子もない行動にでることから、マシマロにはよくスッポンが描かれている

マシマロは、ぽっちゃりとしたかわいらしい外見のうさぎのキャラクター。アニメーションでは、外見とは異なり、突拍子もない行動をとる。名前は、お菓子のマシュマロの幼児語“マシマロ”から名付けられた。1999年6月にキム氏が考案し、ジャン・ミヨン(Jang MiYoung)氏と共同で2000年8月にフラッシュアニメーションとして発表した。発表後半年で、広告や広報活動をせずに1日約4万アクセス、月にのべ12万アクセスのサイトとなり、人気キャラクターに成長、2001年2月に商品化に至ったという。現在、58社とライセンス契約を結んでおり、1000種類のアイテムを発売している。今回、タカラは、マシマロの版権管理会社である韓国のCLKO Entertainment社の代理店である(株)イングラムから、日本におけるライセンシーの代表権を獲得し、ライセンスビジネスを展開する。タカラでは、グループ会社である(株)ドリームズ・カム・トゥルーに雑貨の商品化を許諾する。商品の販売は2002年1月に開始するという。

CLKO社チョ・スンホ氏、タカラ佐藤慶太氏、原作者キム・ゼイン氏、共同開発者ジャン・ミヨン氏
左から、CLKO社代表理事チョ・スンホ氏、タカラ代表取締役社長佐藤慶太氏、原作者キム・ゼイン氏、共同開発者ジャン・ミヨン氏

CLKO Entertainment代表理事のチョ・スンホ(Choi SeungHo)氏は、「タカラは、長期的にキャラクターをヒットさせることができるノウハウを持っている。マシマロも息の長いキャラクターとして定着させてくれるだろう。また、日本で2002年1月から商品を販売することは、ワールドカップの共同開催に先立ち、文化交流の意味で大変重要だと考える」と述べた。

また、タカラの代表取締役社長佐藤慶太氏は、「韓国においてマシマロは約1200億ウォン(約120億円)の市場を築いている。日本の市場と韓国の市場は非常に類似性があるといえる。日本の市場は韓国のおよそ3倍なので、マシマロは360億円ほどの市場を築くと見込んでいる。また、従来の当社の海外戦略は国内のキャラクターを海外に展開することであったが、海外の優良資産を国内で育てることも必要であると考え、今回のライセンシーの獲得に至った。既にある1000アイテムの中から日本の市場に合致するものをピックアップし販売するので、ローコストで、リスクも少なく、展開していける」と述べた。

商品は、ぬいぐるみや携帯ストラップをはじめ、雑貨が中心
商品は、ぬいぐるみや携帯ストラップをはじめ、雑貨が中心
清涼飲料水にも登場する?清涼飲料水にも登場する?

日本では、12月に日本語版のサイトを立ち上げ、具体的にマーケティングを進めていく予定であるという。アニメーションは、韓国のサイトと同様、無料で配信する。また、両社では、現在映画化やTVアニメ化については、キャラクターの生命を短くしてしまう可能性もあるので、今のところ予定はないとしている。マシマロは、現在韓国のサイト上でオープニングとエピソード1から7までの8つのアニメーションが公開されており、今後もエピソードが追加される予定。すでに犬や豚、羊をモチーフにしたサブキャラクターも誕生している。サブキャラクターは今後増えるのかという質問に、制作者のキム氏は「書きたいと思っているものもすでにあり、今後も増やしていきたい」とした。

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