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コクヨとアーベルが業務・資本提携


2002年6月5日
コクヨ(株)の黒田章裕社長と、(株)アーベルの坂本卓志社長

 文房具メーカーのコクヨ(株)と、OAサプライメーカーの(株)アーベルは5日、PCサプライ事業について6日に業務・資本提携を行なうと発表した。この提携によって両社の合算売り上げ規模は142億円となり、PCサプライ業界では第3位となる。

今回の業務・資本提携の目的は、それぞれが販売している製品とその販路などを相互に補完することにより、両社ともに販路の拡大や商品ラインナップの強化をはかるのが狙い。
 コクヨではプリンター用紙、ラベル用紙などプリンターに関するサプライ用品のラインナップが多く、主な販路は文具店ルートが中心。一方アーベルはケーブルなどの通電商品を得意としており、販路はPC家電量販店やカメラ量販店など。それぞれ、開拓しきれていなかった分野や販路において広げていきたいという希望があり、お互いの持っている特長を相互に補い合いたいという思惑が一致した。

コクヨの代表取締役社長、黒田章裕氏は「お互いの弱みを強みに変え、顧客に対しより多くの満足を提供できるように目指したい」と述べた。また、アーベルの代表取締役社長、坂本卓志氏は「(コクヨという)非常によいパートナーを得た。PC家電量販店やカメラ量販店からの期待に応え、PCサプライ業界のトップとして確立させたい」と、両社とも前向きな姿勢をアピールしている。

 両社は今回の提携を起動にのせ、3年後には両社の合算売り上げ規模を約250億円にまで拡大させるとしている。また、当面はそれぞれが持つブランド製品を販売していくが、両社の共同ブランド品も登場する予定があり、すでに開発が進められているという。これらの製品の種類や発売時期などは未定。

資本提携については、1ヵ月後にアーベルの株式620株を第三者割り当て増資にて取得、コクヨの持ち株比率は14.5%となる。今後の状況によって最大40%までの増資も引き受け、将来は連結対象会社化する可能性もあるという。

(編集部 矢島詩子)


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