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日本IBMと日立、事業系パソコンの回収&リサイクル事業を強化

2002年11月11日 21時24分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)と(株)日立製作所は11日、法人で使用済みとなったパソコン(事業系PC)の回収やリサイクル事業を強化するため、共同運用システムを構築したと発表した。18日にサービスを開始する。対象となるのは、パソコン本体とディスプレーで、希望によりプリンターなどの周辺機器も扱うとしている。これは、経済産業省と環境省の“使用済み指定再資源化製品の自主回収及び再資源化に係る認定”と環境省の“広域再生利用指定産業廃棄物処理者に係る指定”を受けたことに伴い事業化したもの。

回収した使用済みパソコンは、全国15ヵ所(予定も含む)に設置した回収センターに集められ、パソコンや部品の選別・分別を行なった後、中間処理業者へ委託する。再利用可能な製品や部品は両社の“リユース・センター”で再生する。

また、事業化のために両社は共同で、受注、管理、輸送、回収、マニフェスト(産業廃棄物管理票)処理までのプロセスを管理するITシステムを構築しており、処理を依頼したユーザーがウェブを利用したセキュアーな環境で処理状況を確認できるようになっているという。

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