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楽天、“牛丼”に関するアンケートをインフォシークで実施

2004年02月16日 22時53分更新

文● 編集部

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楽天(株)は16日、米国のBSE問題により市場から姿を消した“牛丼”に関するアンケートの結果を発表した。同社の運営するインターネット総合サイト“インフォシーク”において、9日から12日まで“昼食についてのアンケート”として実施したもの。調査対象は25歳から59歳の社会人男性で、回答数は558人。

それによると、それによると、全体の68.3%が1年に1回は牛丼屋を利用しており、週1回以上利用する牛丼屋のヘビーユーザーは全体の7.9%となり、日常生活に欠かせないメニューになっていることが分かったという。

2003年末に米国産牛肉にBSEが発生した後の牛丼屋の利用状況の変化については、「だいぶ減った」と「すこし減った」という回答を合わせて約20%であるのに対し、「ほとんど変わらない」が約72%で、普段からよく牛丼屋に通う牛丼好きにはBSEの発生は気にしない人が多いことが分かったとしている。

牛丼に替わるメニューとして挙げたのは「うどん・そば」が全体の28.6%と最も多く、年代別では20代後半が62.5%。50代では「家で作ったお弁当」が20%を超えている。また、牛丼がなくなった場合の代替品としてどんな丼を食べるかについては、「カツ丼」が49.5%、以下「天丼」「豚丼」「親子丼」と続いたという。牛丼屋のヘビーユーザーは「豚丼」を挙げる人が最も多く、牛肉の代替として牛丼屋が勧めるボリュームのある商品が受け入れられていると見ている。

牛丼に対する現在の気持ちについては、「BSE問題が解決するまで牛丼を食べたくない」と回答した人は30.8%に過ぎず、あまりBSEを気にしている人は多くないことが分かった。また、「国産牛等の安全が保障されているなら、値段が高くなってもかまわない」と回答した人は31.6%にとどまり、「現在の牛丼の値段と同じなら他の丼でもかまわない」と回答した人は59.3%となったことから“価格が安いから牛丼を食べる”人が多く、庶民が気軽に食べられる外食メニューであることが分かったとしている。

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