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オムロンとスルッとKANSAI、会員制情報配信サービスを行なう合弁会社“PiTaPaグーパス株式会社”を設立

2004年03月12日 21時26分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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オムロン(株)と(株)スルッとカンサイ(スルッとKANSAI)は11日、両社が進める自動改札機連動型情報配信サービス“PiTaPa グーパス(ぴたぱぐーぱす)”の情報配信を主たる事業とする合弁会社“PiTaPaグーパス株式会社”を本日12日に設立すると発表した。新会社の概要は以下のとおり。

事業内容
自動改札機連動型情報配信サービス、携帯端末等を活用した情報コミュニケーションサービス
代表者
代表取締役社長 浜瀬富雄
資本金
1億円
出資比率
オムロン 65%、スルッとKANSAI 35%
所在地
大阪市中央区南船場三丁目11番18号 郵政互助会心斎橋ビル8F

“PiTaPa(ぴたぱ)”は、スルッとKANSAI協議会に加盟する鉄道各社およびバス事業者が推進するICカード決済サービス(PiTaPa加盟店で代金決済が可能)。このPiTaPa利用者のうち事前登録した会員向けに、自動改札機を通過した直後に、趣味やグルメ、沿線で行なわれるイベントなどの情報/広告をメール配信するサービスを“PiTaPaグーパス”と呼ぶ。配信される情報や広告(コンテンツ)は会員の年齢や性別、乗降駅、趣味嗜好などに基づいて事前に選別されるという。

“PiTaPaグーパス”のロゴ
“PiTaPaグーパス”のロゴ

各社の役割としては、新会社がサービスの開発や広告クライアントへの営業活動など、主たる事業運営を行ない、スルッとカンサイがインフラの提供と会員の募集、オムロンがシステムの構築と運用を担当する。

今回の新会社設立によって、スルッとカンサイとオムロンの両社が互いの強みを補完し、PiTaPaの利用者や加盟店に魅力ある情報コミュニケーションサービスを提供していきたい、としている。

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