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沖電気とACCESS、携帯IP電話などの次世代携帯端末向けソフト開発で新会社を設立

2005年10月17日 23時09分更新

文● 編集部

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沖電気工業(株)と(株)ACCESSは17日、次世代携帯端末向けの音声/映像メディアパッケージ製品の開発会社“株式会社OKIACCESSテクノロジーズ”(OKI ACCESS Technologies Co., Ltd.)を11月1日付けで設立すると発表した。資本金は1億円で、出資比率は沖電気が51%、ACCESSが49%。社長には沖電気工業の情報通信事業グループ ネットワークアプリケーション本部 部長の中澤修(なかざわ おさむ)氏が就任する。社員数は約20名。所在地は東京都千代田区三崎町2丁目18番2号。

両社は6月に携帯IP電話向けソリューションに関する協業で合意しており、今回の新会社設立は、今後の市場拡大に期待される“IMS(IP Multimedia Subsystem)”関連事業分野を強化する目的で行なうもの。

ACCESSのモジュラー構造を持ちOSやCPUに依存しない携帯端末向けソフト『NetFront Mobile Client Suite』や端末にブラウザー機能などを組み込む技術と、沖電気の大規模なIP電話システム構築や映像配信システム構築のノウハウを合わせることで、『NetFront Mobile Client Suite』に音声や映像を処理する技術を統合し、次世代携帯端末上でトリプルプレー(データ/音声/映像統合)を駆使したアプリケーションを創出するためのソリューションを提供するとしている。

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