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ジュピターテレコムと松下電器、ケーブルウエストの株式譲渡で合意

2006年08月28日 23時27分更新

文● 編集部

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(株)ジュピターテレコムと松下電器産業(株)は28日、松下電器が保有するケーブルウエスト(株)の全株式をジュピターテレコムに譲渡するすることで合意したと発表した。発行済み株式総数の56%に相当する10万7801株で、総額約409億円となる。株式譲渡は9月28日に行なわれる予定。

ケーブルウエストは、国内3位のケーブルテレビ事業者で、6社の事業会社と統括会社で構成され、大阪市内9区と大阪府北部の11市1町のエリアでサービスを提供している。総加入世帯数は35万世帯以上。

今回の株式取得により、ジュピターテレコム(J:COM)のケーブルテレビ事業の総加入世帯数が約223万(7月現在)から約258万世帯に増えるとしており、ケーブルテレビ市場でのシェア(総加入世帯数ベース)が約30%から約35%に増加するという。同社では、ケーブルウエストとの設備の共用や機器/番組の共同調達によるコストダウンや、営業/マーケティング体制き効率化などで相乗効果を追求するとしている。

両社では、STB事業/Tナビサービス事業分野での協力関係の強化や、(株)ジェイコム湘南/(株)ジェイコム千葉/(株)ジェイコム関西/北摂ケーブルネット(株)/関西マルチメディアサービス(株)の5社に関しても、松下電器が保有する全株式を総額約39億円でジュピターテレコムに譲渡することでも合意しているという。

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