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Itanium搭載Windowsサーバー市場拡大に向けMSと業界団体が協業強化

2006年10月19日 16時23分更新

文● 編集部 西村賢

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アイテニアム・ソリューションズ・アライアンス(ISA)とマイクロソフト(株)は19日、Itanium搭載のWindowsサーバー市場活性化を目的とし、ワーキンググループ“Japan Windows on Itanium”(JWI)を発足した。

ISAは2005年9月に発足したグローバルな業界団体で、現在加盟企業はインテル、NEC、富士通、日立、レッドハット、SAPなど110社。Itanium対応ソリューションを基幹システムや科学技術計算システムなどで業界標準とするために、ソフトウェア移植支援や開発者ワークショップの定期開催などを行なっている。

今回の発表はISAの主要メンバー7社にマイクロソフトが加わった形で、システムインテグレーターやソフトウェア会社といったISVパートナーの支援、時期WindowsサーバーであるLonghornの早期導入プログラム、技術情報の提供などを行なう。具体的には、Itanium搭載Windows向け情報を集めたポータルサイトを設置するほか、調布の技術センターに専用の検証センターを設ける。

国内のサーバー市場におけるRISCプロセッサーに対するItaniumの販売額ベースの比率は過去2年、半期ごとに10%前後ずつ伸びており、「2007年末までに60%を目指す」(アイテニアム・ソリューションズ・アライアンス日本地域委員会代表 西川岳氏)という。

グラフ
ItaniumとRISCの販売金額ベースの対比アイテニアム・ソリューションズ・アライアンス日本地域委員会代表 西川岳(にしかわたけし)氏

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