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【2007年年頭挨拶ニュースリリース】ノーテルネットワークス(株)代表取締役社長 ニック・ブルーデンヒル氏


2007年1月5日

2007年 年頭の所感

人物写真


2007年からその先へ − ネットワークの未来への展望

2006年を振り返ると、企業のネットワーク整備は全体的視野に立ったセキュリティ対策にまで広がりを見せ、同時に、インフラを支えるキャリアやサービスプロバイダーの投資も活発化してきた。そして2007年を迎えるにあたり、MNPにより新たな競争段階に入った携帯市場の高度化と、高速大容量のビデオ配信へのニーズの高まりにより、いつでもどこでも、スムーズなマルチメディアサービスを提供するインフラが求められている。私はこの2007年以降の未来のインフラを実現する鍵が、NGNと、ユニファイドコミュニケーションだと考えている。そして、この2つの柱を支える長期的技術開発と、エコシステムの育成が必須といえよう。

NGN

NGNという言葉自体は、非常に広範囲の意味を持ち、このネットワークを構築すれば、利用者がリーズナブルで高品質なサービスを、どこにいても享受できるという意味で、その期待は大きい。但し、既存のレガシーネットワークを取り込み、さらにそれを進化させながら本当の意味での最先端ユビキタスネットワークを構築するには、取り組みはまだ始まったばかりだと考える。ノーテルは、ベライゾン社をはじめ多くの海外キャリアとのビジネス経験と実績を生かしながら、国内においては、キャリア各社へのトライアル、研究等のサポートを継続して行っており、その分野への注力は引き続き大きいものとなるであろう。海外ベンダーとして、20年以上日本のネットワークをサポートしてきたわが社だからこそ出来る信頼性が高く、高品質なサポートだと確信している。
トラフィックが集中するメトロエリア(大都市圏)でのネットワークも、今後ますますそのボリュームの増加が予測されている。ノーテルでは、これに対応するために、新たにメトロ・イーサネット・ネットワークス(MEN)部門を設立し、メトロ・イーサネットの効率性とオプティカルの安定性を兼ね備えた、次世代ネットワーク構築のサポートを行っていく。
2007年は、そのMENポートフォリオを拡大させることで、キャリアおよびサービスプロバイダーの次世代インフラ拡充をサポートし、幅広いビデオやマルチメディアのニーズに応えていくつもりである。
NGN対応機器開発では、特に既存のオプティカル分野での優位性を生かしながら、次世代オプティカル製品の共同開発を、沖電気と共に行い、成長のシナリオを描いていきたい。又、ワイヤレスブロードバンドの技術の一つであるWiMAXについても、2006年から開始されたトライアル、研究のサポートを行いながら、さらに4G、それ以降のテクノロジーとしてNGNを支えるアクセスネットワーク構築のサポートを行っていきたい。

エンタープライズ戦略

企業向けには、既存のビジネスを拡大することの他に、特にワイヤレスやワイヤライン、固定や携帯、端末などの仕切りを越えて、データ、音声のビジネスコミュニケーションを統合させるユニファイドコミュニケーションを新たに展開していく。これは、2006年半ばより世界的な提携を結んだマイクロソフト社との協業をベースに行うものである。2007年に投入するメッセージング製品により、ノーテルが培ってきたテレコミュニケーションの技術と、マイクロソフトのPC技術とを融合させて、一人一人に最適なネットワーク環境を提供できるようになるだろう。

2010年を見据えた開発とパートナーシップ

ノーテルは、NGNというマクロな視点からのアプローチと、企業向けユニファイドコミュニケーションによる企業の生産性の向上などエンドユーザーメリットにおけるアプローチを足しあわせることで、将来のネットワーク形成に向けたサービスの追及とインフラ開発を進めていく。加えて、2010年にかけての長期的視野でのサービス開発や、パートナーシップによるエコシステム形成も推進する。

2006年は、高松における経済産業省「デジタルコミュニティ実証実験」や、総務省 東北総合通信局のモバイルWiMAXの実証実験など、官民双方に役立つ技術サポートを行った。こうした取り組みを活かし、広域にわたるワイヤレス通信環境をコスト効率よく築くためのワイヤレスメッシュや、様々な地域で高速ワイヤレスネットワークを敷設するためのWiMAXなど、NGNを支えるアクセスネットワークとしての4Gを含むワイヤレスの潮流を育てるための投資を続けていく。こうした技術生態系を育むために、WiMAXで協力する東芝、NGNオプティカルの沖電気、エンタープライズのマイクロソフトなど、補完的なパートナーシップを継続的に展開していきたい。

(用字用語は原文のまま)

(編集部)


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