ケーディーディーアイ(株)とauグループ、ツーカーグループおよび全国朝日放送(株)は15日、2000年11月から12月にかけて行なった、テレビ番組とリアルタイムで連動する、携帯電話のインターネットサービス“EZweb”コンテンツの実証実験を再び行なうと発表した。目的は前回同様、ユーザビリティー等の検証で、それにともない実験会員を募集する。
今後、実験対象番組の拡大も予定しているという。KDDIがリアルタイム連動コンテンツ配信用の設備の開発・運用を、テレビ朝日が番組制作と“EZweb”コンテンツの開発を受け持つ。
実験対象番組は、毎週水曜日20時から20時54分まで、テレビ朝日系列24局でオンエアされている“せきらら白書”。同番組では、普段の生活の中に感じるさまざまな相談・疑問を、データ、インタビュー、ウォッチング、実験、ランキングなどによって調査。最後に“日本人のフツウ”を示す番組独自の“せきらら白書”を作成するデータ情報バラエティー番組だという。
“せきらら白書”ホームページのトップ画面 |
実験内容は以下の通り。
- 番組途中進行状況をヒントに、番組内で取り上げる“日本人の平均値データ”を予想し“EZewb”で登録
- 番組で取り上げるテーマに関する実験会員自身の体験談を“EZweb”で事前募集
- 番組を見ながら実験会員が感じたことを“ツッコミ”“一言コメント”などとして募集
登録および投稿した内容に応じて、クオカードや番組オリジナルグッズのプレゼント。また特に面白い投稿に対しては、番組内での表彰もあるという。
期間は8月22日(予定)より9月中旬まで。実験会員には5000名を予定しており、同日付けで“EZweb”のコンテンツにて登録受け付けを開始した。