ワイヤレスインターネットサービス(株)は25日、2Mbpsの高速無線ブロードバンド接続サービス“WIS-net(ウィズネット)”のサービスを11月1日に開始すると発表した。料金は月額1980円で、首都圏から順次全国サービスを開始する。併せて、11Mbpsのサービスについてモニター実験を開始する。料金は3000円台を想定しているという。
“WIS-net”のサービスロゴ |
同社は、首都圏に設置した基地局により無線接続サービスを提供しているが、今回、各基地局のカバーするエリアを従来の半径400mから半径800mに拡大したもの。サービス料金は、インターネット接続料金を含め月額1980円で、機器使用料が770円。加入手続料は5000円。初期加入料は無料となっており、機器設置工事費用は自己取り付けの場合無料。サービス提供エリアは、首都圏など需要の見込まれる地域から順次拡大する。1エリアあたりのサービス提供可能ユーザー数は512ユーザー。仮申込みの受付を10月1日にウェブで開始し、11月にサービスの提供を開始する。同社では、今後、基地局を早急に増設し、10万人の加入者の獲得を目指すとしている。
併せて、(株)エヌ・ティ・ティ エムイーが提供する広帯域光ファイバー網“XePhion”をバックボーンとして利用し、ブロードバンドサービス“WAKWAK”を“WIS-net powered by NTT-ME/WAKWAK”として提供することも発表した。