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NTT東日本、“スーパーワイドLANサービス”の提供を開始

2001年11月05日 18時49分更新

文● 編集部

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東日本電信電話(株)は5日、2000年5月に開始したネットワーク上で広域LANを提供するネットワークサービス“ワイドLANサービス”の帯域を高速化したサービス“スーパーワイドLANサービス”の提供について、同日付けで総務大臣に契約約款の認可申請と料金の届け出を行なったと発表した。併せて、“ワイドLANサービス”の料金の改定についても届け出を行なったという。

“スーパーワイドLANサービス”は、ユーザーの利用形態に応じて複数の拠点を結ぶLANを同社のアクセス回線を利用して提供するサービス。従来のワイドLANサービスと比べて、最大伝送速度を100Mbpsに高速化したほか、帯域を選択できるようにしたのが特徴。ユーザーと収容局のアクセス回線には、10Mbps(10BASE-T)と100Mbps(10BASE-TX)の帯域保証型の2メニューを用意。中継回線(収容ビルや中継ビルの間)には10Mbps、100Mbps、1Gbpsの帯域保証型(ギャランティ型)の3メニューを用意する。また、ベストエフォート型を選択することもできる。サービスは東京23区で開始し順次東日本エリアで拡大の予定。提供開始は2002年3月を予定している。

契約単位はLANを構成するアクセス回線グループ単位。利用料金は、月額単位で、回線終端装置使用料+アクセス回線使用料+収容ビル装置使用料+中継回線(収容ビル~中継ビル)使用料+中継ビル装置使用料+中継回線(中継ビル間)使用料の合計となる。たとえば、各拠点間が最大10Mbpsのベストエフォート型の場合は月額86万9000円で、本社-事業所間で10Mbpsの帯域を保証するギャランティ型の場合は92万3400円となる。

併せて発表したワイドLANサービスの料金改定は、アクセス回線使用料を1アクセス回線あたり月額1万3200円を1万2200円にするほか、中継回線(中継ビル間)使用料の体系の見直しなどが行なわれている。

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