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フュージョン、“Fusion IP-VPN”の商用サービスを開始

2001年12月20日 17時24分更新

文● 編集部

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フュージョン・コミュニケーションズ(株)は20日、“Fusion IP-VPN”商用サービスを2002年1月1日に開始すると発表した。これは6月に開始したIP-VPNの試験サービスを12月31日に終了し、商用サービスとするもの。同日付けでサービスメニューと料金について総務大臣に届出を行なったという。

“Fusion IP-VPN”は、“仮想ルーター技術”とセキュリティー機能にIPSecを採用したIPプロトコルによるVPNサービス。料金体系には、基本料金とアクセス料金が込みになった“バンドル型”と、基本料金とアクセス料金を独立させた“アンバンドル型”の2種類を用意する。

バンドル型は、デジタルアクセス(DA)専用線(64k/128k/1.5Mbps)、高速デジタル(HSD)専用線(64k/128k/1.5Mbps)を提供する。アンバンドル型は、デジタルアクセス(DA)専用線(64k/128k/1.5Mbps)、FWA(10Mbps)、LAN-ハウジング/Fusion Network Operation Center内に直収容(10M/100Mbps)を提供する。オプションサービスとして、認証代行タイプを付加サービスにできる“リモートアクセス”や、ファイヤーウォール/DMZ接続機能を付加サービスにできる“インターネットゲートウェイ接続サービス”、異なるVPNグループ同士を接続する“エクストラネット”などを用意している。なお、料金については問い合わせとなる。

併せて、東京-大阪間のバックボーン回線の容量を4.8Gbps(2.4Gbps×2本)に増強し、ネットワークオペレーションセンターの設備を4重化構成にしたと発表した。

同社では、単一のIPネットワークを基盤として、音声とデータを融合した次世代通信サービスを提供する予定としている。

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