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NTT Com、ダークファイバーによる通信サービス“ブロードバンドミックス”の提供を開始

2001年12月20日 18時20分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)は20日、ダークファイバー(敷設して使われていない光ファイバー)を利用して複数のネットワークサービスを一括して提供する混載サービス“ブロードバンドミックス”の提供を開始すると発表した。同日付けで総務大臣に届出を行ない、認可後速やかにサービスの提供を開始するという。

“ブロードバンドミックス”は、音声(Arcstarダイレクト)、インターネット接続(スーパーOCNライト/1.5Mbps)、データ通信(e-VLAN/1~10Mbps)のうち2つのサービスを組み合わせて利用できるサービス。料金は、ネットワークサービス料金とアクセス料金の合計となる。

ネットワークサービス料金は、Arcstarダイレクトでは、基本料がPRIが3万円、BRIが1500円、通話料金は通常の料金から市外で最大59%、市内で31.2%割引となる(市内通話3分5.85円)。スーパーOCNライト(1.5Mbps)は基本料金が12万5000円。e-VALNは1Mbpsの5万円から10Mbpsの9万円まで。アクセス料金は、音声(1.5Mbps)とインターネット接続(1.5Mbps)の場合が15万円、音声とデータ通信(1.5Mbps)の場合が15万5000円。従来の専用線に比べて半額程度になるとしている。提供地域は、サービス開始時が東京23区で、順次拡大する予定。

同社では今後、選択できるネットワークサービスの拡大、光パスの大容量化、新たな課金方式の導入などに取り組んでいくとしている。

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