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NTTドコモ、FOMAネットワークで複数の端末の多地点接続に対応――“FOMA多地点プラットフォーム”を開発

2002年03月13日 19時22分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは13日、多地点にある複数のFOMAビジュアルタイプ端末を同時に接続できる“FOMA多地点接続プラットフォーム”を開発したと発表した。同社では携帯電話によるTV電話サービスとして世界で初めてとしている。

システムイメージ
システムイメージ

“FOMA多地点接続プラットフォーム”は、オーディオビジュアル通信の規格である“3G-324M”プロトコルを搭載したFOMAビジュアルタイプ端末(P2101V、D2101V)などを、同時に複数台接続し、リアルタイムでコミュニケーションを行なえるシステム。4人までの会話では映像画面を4分割して画像付きのチャットが行なえる機能と、接続した利用者の1人が発言するとその音声により映像画面が切り替わる機能を利用できる。

開発したプラットフォームを利用すれば、ビジュアルタイプの端末画面に他の地点からの画像の分割表示などが可能となり、ビジネスミーティングやイベント中継などが行なえるという。今後、対応アプリケーションの開発や市場性の検証を進める予定としており、FOMAビジュアルタイプを利用した多地点接続実証実験を5月に実施するとしている。

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