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DTIとTTNet、ISP事業で提携

2002年07月25日 19時08分更新

文● 編集部

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三菱電機(株)と(株)ドリーム・トレイン・インターネット東京通信ネットワーク(株)の3社は25日、ISP事業で業務提携すると発表した。併せて、三菱電機は保有するDTIの株式のうち30%となる2265株をTTNetに譲渡し、TTNetが第2位株主となる。これにより、ISPグループとしては、DTIの約30万ユーザーとTTNetの約20万ユーザーを合わせた、約50万ユーザーの規模となる。

今回の提携は、今後のIPv6やユビキタスネットワークなどの通信環境において、コンテンツ配信やVPN、IP電話などのサービスなどに対応するために、サービス品質やカスタマーサポートで定評のあるDTIと、第一種通信事業者として専用線/電話/インターネットなどの総合サービスを提供しているTTNetのノウハウを共有することで、品質の高いサービスを提供する目的で行なうもの。具体的には、ISP事業戦略の共同企画/実行、カスタマーサポートサービスの協業、ブロードバンドコンテンツ配信サービスの共同企画/運営、IPv6などの新技術に関する共同研究/開発/運営、顧客管理/課金システムの共同開発/運営、iDCやバックボーン、ネットワークサーバーなどの設備の相互利用を推進する。なお、新技術の開発では、三菱電機が暗号や著作権管理技術などでサポートするという。

DTIとTTNetは提携後も、ISP事業の経営形態/組織/運営体制/ドメイン名を変更せずに、サービスを継続するとしている。

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