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JPRS、日本語JPドメイン名でのウェブ閲覧が可能となるソフト『i-Nav』を無料配布

2002年10月21日 18時20分更新

文● 編集部

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(株)日本レジストリサービスは21日、Internet Explorer(IE)のユーザーを対象に、日本語JPドメイン名を使用したウェブ閲覧が可能となるソフトウェア『i-Nav』を、同日から同社の配布用サイトを通じて無料でダウンロード提供すると発表した。

『i-Nav』
『i-Nav』

『i-Nav』は、米ベリサイン(VeriSign)社が開発したIE用プラグインで、同社の国際化ドメイン名用プラグインを日本語JPドメイン名に対応させたもの。アドレスバーへの日本語JPドメイン名の入力や、日本語JPドメイン名で指定されたハイパーリンクによって、日本語JPドメイン名のウェブサイトへのアクセスが可能となる。これには、日本語JPドメイン名をASCII互換文字列に自動的に変換し、その文字列をドメイン名とみなしてDNSサーバーおよびウェブサーバーにアクセスする技術を採用している。対応OSは、Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP。IEの対応バージョンは5.0以降。詳細は配布用サイトに掲載する。

なお、日本語JPドメイン名をASCII互換文字列に変換するアルゴリズムは現在、IETF(Internet Engineering Task Force)による標準化作業の最終段階にある。今回の配布は、JPRSがユーザーの利便性を第一に考えて決定したもので、IETFの標準化が完了すれば、その方式に準拠するため、『i-Nav』を変更する可能性があるとしている。

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