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BBX、CATV事業者向けIP電話“BEX Phone”の試験サービスを開始

2003年03月03日 23時03分更新

文● 編集部

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(株)ブロードバンド・エクスチェンジは3日、CATV事業者向けIP電話ASPサービス“BEX Phone(ベックスフォン)”の試験提供を4月に開始すると発表した。同社の“ブロードバンドエクスチェンジサービス”(BEX)を利用しているCATV事業者は追加費用なしで利用できる。

サービス概要図
IP電話のソリューションとして提供

このサービスは、同社の広帯域ネットワークバックボーンや課金システムと、フュージョン・コミュニケーションズ(株)のIP電話サービス“FUSION IP-Phone”を利用するもので、同社のBBX網内とフュージョン網内の通話を基本料金のみで行なえるのが特徴。公衆網接続で発生する従量課金は同社が行なうほか、音声伝送役務も提供するため、音声伝送役務の申請が不要。また、“050”の電気通信番号の利用もサービスに含まれるという。

初期費用は無料で、月額の基本料金は500円、モデムレンタル料は490円。公衆網接続は全国一律3分8円で提供し、国際通話は230ヵ国に対応し、アメリカの場合1分8円。公衆網からの着信については夏ごろからを予定しており、携帯電話との通話については未定。今後、ADSL/FTTHに対応したアクセス事業者向けにもサービスを提供する予定。なお、同社では、2003年度内に20社のCATV事業者への導入を見込んでおり、加入世帯数10万世帯を目標としているという。

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