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JPRS、日本語JPドメイン名の登録管理をRFC準拠に――国際化ドメイン名は普及期に

2003年03月07日 22時56分更新

文● 編集部

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(株)日本レジストリサービスは7日、同日付けで国際化ドメイン名(IDN)関連技術のRFC(Request for Comments)が発行されたのを受け、日本語JPドメイン名の登録管理サービスを20日からRFC準拠とすると発表した。これにより、日本語JPドメイン名のみならず、国際化ドメイン名の本格的なサービスが開始されることになる。

国際化ドメイン名は、英数字とハイフンしか許されない現在のドメイン名に、世界中で使われている文字を使えるようにするための仕組み。技術的にはずいぶん以前から確立されていたが、普及にはインターネット標準としてRFC化されることが必要条件とされ、その発行が待たれていた。

今回IDN関連で発行されたRFCは、

  • RFC3490 IDNA(Internationalizing Domain Names in Applications)”:国際化ドメイン名のアーキテクチャと処理手順を規定
  • RFC3491 NAMEPREP(A Stringprep Profile for Internationalized Domain Names)”:ドメイン名を正規化するための規定
  • RFC3492 Punycode(A Bootstring encoding of Unicode for Internationalized Domain Names in Applications)”:国際化ドメイン名を英数字とハイフンの組み合わせで表現するアスキー互換表現形式の具体的な符号化・復号化アルゴリズム

の3本。

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