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NTTドコモ、FOMA向け国際ローミングサービス“WORLD WING”を開始

2003年05月19日 16時28分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモとグループ8社は19日、“FOMA”向けの国際ローミングサービス“WORLD WING(ワールドウィング)”を6月1日に開始するため、同日付けで総務大臣に届け出を行なったと発表した。これは、同サービスに対応したFOMAカード(UIMチップ)をGSM対応端末(海外専用端末)に装着することで、海外でも日本と同じ番号で発信と着信の通話が行なえるローミングサービス。今回提供を開始するのは、53の国と地域で、日本人渡航先のエリアカバー率は約81%。同社では今後、19の国と地域で順次提供を開始し、エリアカバー率も97%になるという。以後、一層のエリア拡大を図るとしている。

サービス利用イメージ
サービス利用イメージ

“WORLD WING”の利用には申し込みが必要だが、月額基本料金は無料。通話料は、米国で利用する場合、米国内が1分125円、日本向けが1分140円、国際転送料が1分50円、着信料が1分125円、中国で利用する場合、中国国内が1分75円、日本向けが1分175円、国際転送料が1分70円、着信料が75円、イギリスで利用する場合は、英国内が1分80円、日本向けが1分180円、国際転送料が1分110円(着信料なし)。

GSM端末『モトローラ V66』
『モトローラ V66』

これに伴いGSM対応端末(海外専用端末)のレンタルサービス“WORLD WINGレンタルサービス”も開始する。レンタル端末の利用料金は、iモード/インターネットから申し込んだ場合が日額400円、電話から申し込んだ場合が日額500円。申し込みの受け付けは、iモードでは、“iメニュー→メニューリスト→DoCoMoメニュー→WORLD WING”(6月2日から)、インターネットでは“http://worldwing.nttdocomo.co.jp”、電話は“WORLD WING レンタルセンター”(FREE.0120-892-400)。レンタルするGSM携帯電話は、米モトローラ社の『モトローラ V66』。本体サイズは幅44×奥行き21×高さ84mm、重量は約79g。連続待ち受け時間は120時間、連続通話時間は180分。周波数帯は900/1800/1900MHzを利用する。

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