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NTT東日本/西日本、“集合住宅向けIP電話サービス”の提供で認可申請

2004年04月28日 23時55分更新

文● 編集部

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東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は28日、マンションなどの集合住宅向けのIP電話サービス“集合住宅向けIP電話サービス”の提供を予定していることから、両社が県間/国際/携帯電話/PHSなどへの通話にかかわる料金設定を行なうために、同日付けで総務大臣に対して“活用業務(※1)”の認可申請を行なったと発表した。具体的な提供条件や料金については別途発表するとしている。

“集合住宅向けIP電話サービス”は、FTTH接続サービス“Bフレッツ・マンションタイプ”のユーザー向けに、IP電話から“0AB~J番号”を利用して、IP電話網内/一般加入電話/携帯電話などへの発着信を行なえるようにするサービス。同サービスにより発信する場合、他の電気通信事業者が提供する通話サービス(電気通信役務)を含め、NTT東日本/西日本がエンド・ツー・エンドで料金を設定するために、活用業務の認可申請を行なったという。

サービス概要図
“集合住宅向けIP電話サービス”の概要

サービスの提供は、活用業務の認可後、準備が整い次第、東京23区の一部と大阪府の一部で、8月をめどに開始する予定。音声品質は固定電話相当。電話番号は0AB~J番号での発着信に対応しており、加入電話などから同一設置場所で利用する場合は同番移行が可能。接続先は、NTT東日本/西日本の加入電話/ISDN、他社直収電話、国際(約200の国と地域)、携帯電話、PHSなど。付加機能として、ナンバーディスプレイ、ナンバーリクエスト、迷惑電話おことわり、キャッチホン、ボイスワープと同等の機能を提供するという。

※1 「東日本電信電話株式会社及び西日本電信電話株式会社が、地域電気通信業務等を営むために保有する設備若しくは技術又はその社員を活用して行う電気通信業務その他の業務」

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