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さくらインターネット、個人向けホスティングサービスを一新――レンタルサーバーは月額125円から、専用サーバーは月額6800円

2004年07月06日 00時00分更新

文● 編集部

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さくらインターネット(株)は6日、個人向けホスティングサービスを一新し、月額125円から利用できるレンタルサーバー“さくらのレンタルサーバ”、月額6800円の専用サーバー“さくらの専用サーバ”などのサービスを15日に開始すると発表した。

“さくらのレンタルサーバ”は、ウェブとメールでディスクを共用するタイプとなっており、ディスク容量が300MBの“ライト”、1GBの“スタンダード”、3GBの“プレミアム”の3種類のプランで提供する。CGI、SSI、Ruby、Pythonを利用でき、スタンダード/プレミアムではPHP、MySQLも利用できる。スパムフィルタ機能も搭載しており、IMAP/APOP/Pop before SMTP/SMTP AUTH、暗号化通信にも対応。標準で“sakura.ne.jp”のサブドメインが1つ付属するほか、同社が提供する30種類のドメインからもサブドメインを1つ選ぶことができる。独自ドメインの利用も可能。メールアドレスの作成は無制限で、転送設定も可能。スタンダード/プレミアムではメーリングリスト機能も利用できる。管理機能として、ウェブブラウザーからアクセスできるコントロールパネルを用意しており、ユーザー情報/ドメイン情報/サーバー機能の管理が行なえる。掲示板やカウンターなどCGIも簡単にインストール/アンインストールできるようになっている。初期費用は1000円。月額料金は、ライトが125円(年額払いのみ)、スタンダードが500円、プレミアムが1500円。申し込みはオンラインで行なえ、2週間の試用期間が用意されている。サービスには無料電話サポートも含まれる。

“さくらの専用サーバ”は、フレッツ・ADSLまたはBフレッツによる接続サービス(ビジネスタイプを除く)が付属する専用サーバーサービス。OSにはFedora Core2とFreeBSD4.10-RELEASEの2種類を用意する。サーバーの管理者権限(root権限)が提供されるため、サーバーの各種設定やソフトウェアのインストールも自由に行なえるのが特徴。設定ツールとして『Webmin』が用意されており、ウェブブラウザーから設定することができる。サーバーの再起動を24時間365日受け付けるほか、無料電話サポートも提供される。HDD容量は20GB、メモリーは256MBが利用でき、初期費用は2万9800円、月額料金は6800円。

そのほか、月額83円(年額払いのみ、初期費用なし)で利用できるパーソナル&ホームユース向けメールサービス“さくらのメールボックス”(200MB)や、gTLDドメイン(.com/.net/.org/.biz/.info)を1800円、汎用JPドメイン名を3800円で取得できる“ドメイン取得サービス”も用意する。

同社では、“レンタルサーバ初期費用無料キャンペーン”として15日から9月30日までに申し込めばレンタルサーバサービスの初期費用を無料にするとしている。なお、今回一新したサービスは、“さくらのレンタルサーバ”が旧“バーチャルドメイン”に相当し、“さくらの専用サーバ”が旧“レンタルサーバ”に相当するものという。

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