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J-COM Broadband、同軸ケーブルで100Mbps以上のインターネット通信を可能に――年内にも実験を開始

2004年08月05日 17時11分更新

文● 編集部

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(株)ジュピターテレコムは5日、(株)ブロードネットマックスと共同で、同軸ケーブルを利用したインターネット通信の高速化に関する実験を含めた検討会を開始することで合意したと発表した。

検討会では最初の目標として、家電向けネットワークの標準化団体“MoCA(Multimedia over Coax Alliance)”で検討されている技術“c.LINK”を応用し、同軸ケーブルによるベストエフォートで100Mbps以上のインターネット通信の実現を目指すという。ジュピターテレコムでは、年内に特定のエリアを選定し、本格的に実験に着手する予定。

“c.LINK”は、米Entropic Communications社が開発した同軸ケーブル高速通信技術で、既設の宅内同軸網を利用して最高270Mbpsの通信が可能という。

なお、ブロードネットマックスは、1991年1月に、住友電気工業(株)と(株)東芝が設立した合弁会社。CATVと周辺事業のインフラ構築を中心として、コンサルティングから設計、製造、保守業務までを行なっており、“ケーブルテレビのポータルカンパニー”を目指しているという。

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