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NTT Com、“香り通信”コンテンツの公開実験を開始

2004年12月06日 22時32分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)は6日、インターネット総合サービス“OCN”において、独自のライフスタイルや文化を創造する目的で、五感情報通信の1分野である“香り通信”を新コンテンツとして提供すると発表した。その一環として、公開体験イベント“OCN Presents 岡本翔子の2005年星占い~幸せをよぶ香りのメッセージ~”を同日より2005年1月31日まで実施する。同社では、このイベントにより、“香り通信”に対するニーズや実用性、問題点などを検証し、“香り通信”の早期事業化を目指すとしている。

システム構成図
システム構成図

公開実験は、公開実験ウェブサイト上の星占いページで、誕生日を入力することで、占星術研究家の岡本翔子氏の占星術に基づいた2005年の運勢とともに、香りのデザイン研究所による2005年に幸運を引き寄せるという“香りのレシピ”が画面に表示されるというもの。表示されたレシピをパソコンの画面上でクリックすると、パソコンに接続されている“香り発生装置”が32種類の天然香料を組み合わせ、対応する香りを調合して発生させる。これにより、運勢を高める香りをその場で楽しめるという。

実施場所は、東京都新宿区西新宿のビックカメラ新宿西口店6階にあるブロードバンドカフェ“Broadband Cafe @LIVING”。時間は10時から20時30分まで。公開実験ウェブサイトには、ほかの場所からもアクセス可能で、星占いと香りのレシピが閲覧できる。

同社では、公開実験の結果を基に、各種ネットワークサービスと、パソコン/テレビ/電話機/香り発生装置などのハードウェアを、組み合わせ、販売/保守/請求回収を行なうパッケージサービスを開発するとしており、OCN会員向けの“香り通信”アプリケーションの商用化を目指すという。

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