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Y2Kまであと28日--Y2K-Tokyo、24時間のストリーミング放送を開始

1999年12月03日 00時00分更新

文● 編集部 鹿毛正之

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ついに、2000年(Y2K)問題の発生まで残り1ヵ月を切った。大都市としては世界でもっとも早く2000年を迎える東京。この東京でどのような2000年問題が発生するのか、それをウォッチし続けることで、諸外国におけるY2K問題を軽減できるかもしれない。

そのような考え方のもと、東京発の24時間ストリーミングライブ放送を開始したのが、ウェブサイト“Y2K-Tokyo”だ。Y2K-Tokyoを主宰する神田敏晶氏は、“世界で最も小さなデジタル放送局”ことKNN(Kanda News Network)の代表としても知られている。

Y2K-Tokyo。英語版を用意するほか、中/独/仏/韓/スペイン語版も開設する予定だ
Y2K-Tokyo。英語版を用意するほか、中/独/仏/韓/スペイン語版も開設する予定だ



Y2K-Tokyoでは、毎日21時からの1時間、千代田区のスタジオから生放送番組をストリーミング配信する。テーマは曜日ごとに設定されており、著名なゲストを招いてのトークも放送される。その他の時間帯には、番組制作の準備作業やY2K-Tokyo事務局の様子などを24時間、ストリーム配信で放送する。

生放送番組のゲストには、国際大学グローコム所長の公文俊平氏や、週刊アスキーの福岡俊弘編集長らが予定されている。曜日ごとのテーマは以下の通り。

月:ビジネス、火:テクノロジー、水:グローバル、木:危機管理、金:バラエティ、土:家庭、日:総集編とスペシャル

同サイトのストリーミング放送を見るためには、RealPlayerが必要となる。また、週刊のメールマガジンも発行しており、購読料は無料。購読の申し込みは同サイトからオンラインで行なえる。

エグゼクティブプロデューサーの神田敏晶氏によると、日本から半日以上遅れて2000年を迎える米国から、“○○の様子を取材してほしい”といった依頼や問い合わせが多いという。Y2K-Tokyoでは、ライブカメラ映像を配信するサイトと提携しており、日本各地に据え付けられたライブカメラからの映像も提供している。もしかしたら、2000年になる瞬間、街の明かりが次々と消えていく様子が、世界中に配信されるかもしれない。

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