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KDDI、感情や性別を認識する技術を利用した音声サービスを発表

2001年08月23日 20時33分更新

文● 編集部

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(株)ケイディーディーアイおよび、(株)エーユー、沖縄セルラー電話(株)、ツーカーグループは23日、EZwebにおいて、感情や性別を認識する感性制御技術を利用した音声サービス“ezバーチャルトーク”を9月下旬に開始すると発表した。

同サービスは、従来の音声認識技術に加え、ユーザーの声から“喜・怒・哀”の感情を認識したり、男女の認識をしたりする(株)エイ・ジー・アイの“感性制御技術(センシビリティーテクノロジー)”を利用し、携帯電話の中のキャラクターとバーチャルな会話をしたり、ゲームなどをするというもの。この技術を用いて、(株)タイトーが“キミに告白!”“声優になろう!”を、ぴあデジタルコミュニケーションズ(株)が“おしゃべり占い”“クイズ☆トークバトル”をコンテンツとして提供する。

“キミに告白!”は、複数の仮想の女子高生キャラクターの中から、好みのものを選び、学園生活を舞台に物語が展開されるなかで、さまざまなトークをしていくという恋愛シミュレーションゲーム。“声優になろう!”は、ユーザー自らが声優の卵になり、ゲームをこなしながら、プロの声優を目指すというロールプレイングゲーム。“おしゃべり占い”は、年齢、星座、血液型などの項目に、“声質”を加え、今日の運勢や相性診断などをする。“クイズ☆トークバトル”は、司会者からのクイズ出題に、バーチャルの相手と競うという対戦型ゲーム。コンテンツの利用料金は無料。

なお、同社では今後、コンテンツを増やすとともに、B2Bに向けた実用的なコンテンツの開発やコンテンツの有料化などを検討していくとしている。

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