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NTTスマートコネクトとNTT西日本、“フレッツ回線”を利用したファイル共有サービスを開始

2002年01月28日 21時27分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト(株)と西日本電信電話(株)(NTT西日本)は28日、NTT西日本が提供する“フレッツシリーズ”のユーザー向けに、ファイル共有サービス“F・Cabinet”を共同開発したと発表した。NTTスマートコネクトが、29日にサービスを開始する。サービス提供エリアは大阪府。

“F・Cabinet”は、同一府県内に複数の事業所などがあるユーザーが、“フレッツ・ISDN”または“フレッツ・ADSL”をアクセス回線として、地域IP網上のデータセンターに構築したサーバーを利用することで、離れた拠点間でのファイル共有が行なえるサービス。ユーザーは、LAN環境でのファイル共有と同様の操作(ドラッグ&ドロップなど)で利用できるという。地域IP網上でデータ通信を行なうため、インターネット経由の通信よりセキュリティーが高く、スループットも安定しているという。サーバーのハードディスクは無停電電源装置、大型空調設備が整ったデータセンター環境で運用され、RAID1(ミラーリング)、ホットスペア、ホットスワップに対応する。ユーザー端末の対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0(SP6以上)/2000で、ルーターが必要となる。

初期料金は1万円。基本サービスでは、ファイル共有用フォルダーとして100MBのディスク容量と5個のF・Cabinet接続用IDを提供する。月額料金は3000円。ディスク容量は100MB単位で最大1GBまで追加でき、追加の月額料金は100MBあたり2000円。接続用IDは5個単位で最大20個まで追加でき、追加の月額料金は5IDあたり1000円。変更手数料は1回あたり5000円。フレッツシリーズの利用料金が別途必要となる。

なお、“Bフレッツ”とWindows XPについては、準備が整い次第提供する予定。

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