ニフティ(株)は15日インターネット総合サービス“＠nifty(アット・ニフティ)”において、ユーザー固有のドメイン名と、ユーザーに割り当てられたIPアドレスを関連付けるサービス“＠nifty ダイナミックDNS(アット・ニフティ ダイナミックディーエヌエス)”の提供を同日付けで開始すると発表した。
このサービスは＠niftyの“フレッツ・ISDN”を含むブロードバンド接続サービス(CATVは未対応)を利用する個人会員向けに提供するもので、固定IPアドレスを持たなくても、自宅のパソコンなどをサーバーとして公開できるようになるのが特徴。“＠nifty ダイナミックDNS”に自分のドメイン名を登録し、“＠nifty ダイナミックDNS設定ページ”にアクセスすればIPアドレスが自動的に検知され、ドメイン名でのアクセスが行なえるようになる。ドメイン名は、独自ドメイン、あるいは＠niftyが発行するサブドメイン(xxx.atnifty.com)となる。
また、登録したドメイン名に「www.」または「ftp.」を付け加えることができる“CNAMEレコード設定機能”や、サーバーがオフラインの際に特定のホームページに転送する“オフラインURL転送機能”も用意する。
料金は、サブドメインを利用する場合が月額200円、独自ドメインの場合が月額500円。オフラインURL転送機能は月額100円。CNAMEレコード設定機能は無料で利用できる。なお、オープニングキャンペーンとして、6月末までの利用料金はすべて無料にするという。
