(株)レーベルゲートは31日、新ブランドの音楽配信サービス“Mora(モーラ)”を4月1日の正午に開始すると発表した。これは従来、“Label Gate(レーベルゲート)”として2000年に開始したサービスをリニューアルするもので、ドメイン“mora.jp”も新設する。また、同日付けで東芝EMI(株)とプラティア・エンタテインメント(株)の2社が同サイトで音楽配信を開始することも発表した。
“Mora”(予告ページ) |
同社では、リニューアルにより、従来より“見やすく”“探しやすく”“買いやすい”サイトになるとしている。今後は、現行の音楽配信方式(著作権管理方式にOpenMG、音声圧縮方式にATRAC3/132kbps)だけでなく、音声圧縮方式にAAC(Advanced Audio Codec)、WMA(Windows Media Audio)、権利保護技術にWMT (Windows Media Technologies)など各種の方式に対応するほか、記録媒体としてSD/miniSDカード、OSとしてMac OS Xに対応する予定。夏には(株)ワーナーミュージック・ジャパンも配信を開始する予定という。
ちなみに、“Mora”は「すべての音楽を網羅(モーラ)する」という願いを込めた造語であるという。社名などの変更は行なわれない。