NTT Com、IPテレビ電話サービス“ドットフォン パーソナルV”を発表――シャープ/ソニー/NEC/富士通のパソコンにはスターターキットが!!
2004年04月15日 00時00分更新
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)は15日、個人向けソリューション“CoDen(個電)“のコンセプトに基づいたブロードバンドユーザー向けのサービスとして、“050”の番号で利用できるIPテレビ電話サービス“ドットフォン パーソナルV”の提供を開始すると発表した。“ドットフォン パーソナルV”同士の通話は無料。
また、サービス開始に合わせて、今後、シャープ(株)、ソニー(株)、日本電気(株)、富士通(株)が提供するパソコンには、同サービス専用のスターターキット『みんなでTV電話スタータ』が搭載される予定。スターターキットでは、サービスの申し込みから専用ソフトの設定までを自動で行なうことができるという。『みんなでTV電話スタータ』による申し込みの受け付けを5月10日に開始し、NTT Comホームページでは5月下旬以降に申し込みの受け付けを開始する。
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| “ドットフォン パーソナルV”の通話接続概要 |
“ドットフォン パーソナルV”は、ブロードバンド回線に接続されたパソコンを利用してIPテレビ電話をかけられるサービス。主な機能は、IPテレビ電話、IP電話、チャット(1対1のインスタントメッセージ)、ホワイトボード共有(双方からの書き込みや画像ファイルの表示)、ファイル転送、留守番でんわなど。留守番でんわは、パソコンの電源が入っていない場合などに音声メッセージをセンターで預かるサービスで、外出先などからもメッセージを確認できる。エコーキャンセラー機能も搭載されており、ハンズフリー通話が可能。
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| 利用イメージ |
料金は、初期費用がパーソナル電話番号ごとに525円、月額基本料金がパーソナル電話番号ごとに525円。留守番でんわセンター利用料金は3分までごとに8.4円(11月利用ぶんまでは無料/別途通話料金が必要)。通話料は、通話先が“ドットフォン パーソナルV”、IP電話のOCNドットフォン/ドットフォン パーソナル/無料ISPのIP電話サービスの場合は無料。有料ISPのIP電話サービスや一般加入電話では3分8.4円、携帯電話では1分18.9円で、国際電話は米国が1分9円、英国が1分20円、中国が1分30円など。
“ドットフォン パーソナルV”を利用するには、250k～530kbps以上の実効速度が得られるブロードバンド回線(ADSL/光ファイバー/CATVなど)と、UPnP対応通信機器またはグローバルIPアドレス通信が行なえる環境を持つパソコン、動画対応のカメラ、マイク/スピーカーまたはヘッドセットが必要。パソコンにはOSとしてWindows XPが必要となる。
